大混戦で迎えた”将棋界の一番長い日” | 年増の悪あがき

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”日々七転八倒の繰り返し”
将棋好き♪ガチガチの区民です

2月29日。4年に一度の閏年の閏日に迎えた、第82期順位戦・A級順位戦一斉対局。

 

小心者の私は昨夜は全く眠れなかったゲッソリ

 

名人戦というのはやはり特別で、チャンスを活かして是非とも藤井名人への挑戦権を獲得し、名人奪還への道を切り開いて欲しい!というのがファンの心理。

ただ、ここ数ヶ月、ひいき目に見ても万全の指し回しとは言いがたく、ここまで5連敗中と苦戦を強いられておられるのがなぁ~ぐすん

 

そんな状況の中で始まった最終局。先手の菅井八段が選んだ戦型は中飛車でした。

振り飛車に厳しいAIの形勢判断(私が参考にしている形勢判断)ではほんのちょっと後手に振れる互角の状況で対局は進んだのですが、豊島九段の40手目△31角で形勢は先手有利に傾きました(あ~胃が痛いショック

夕食休憩後は持ち時間も先に1時間を切り、形勢はますます先手有利に(胃に穴があきそうだよぉショックショック

がしかーし!菅井八段が指した53手目▲35歩で形勢は互角に!(ここでは馬と角を交換し、その後▲53に角を打つ手がよかったようですが、せっかく馬になれた角を相手のまだ成っていない角と交換するというのは人間の感覚的には不利に感じてしまうのも仕方がないという解説)

その後も難しい局面が続いていましたが玉を早逃げさせ2枚の龍を巧みに使った豊島九段が菅井玉を受けなしの状況に追い詰め勝利されましたニコニコ

両先生、お疲れ様でした。

 

豊島九段 名人挑戦 おめでとうございますお祝いクラッカークラッカークラッカー

私たち区民を再び名人戦の舞台に連れて行ってくださって、本当にありがとうございます笑い泣き

本当に嬉しい笑い泣き笑い泣きただただ嬉しい笑い泣き笑い泣き笑い泣き

嬉しすぎて 言葉が見つからない・・・

 

で、こちらは全く喜べない降級争いですが、9勝2敗で挑戦権を獲得した豊島九段に土をつけた、広瀬九段と斎藤慎太郎八段の2人の降級が決まったという信じられない事実ガーン

広瀬九段は今期の順位は2位。斎藤慎太郎八段は2期連続で渡辺明名人(当時)に挑戦した実力者。

勝負の厳しさを改めて突きつけられた結果となりました。

 

 

このところ気分が落ち込むことが多かった区民に向けて、ワクワク感いっぱいのプレゼントが豊島九段から届けられましたプレゼント

 

春はもうそこまで来ています桜

 

 

 29日の中日新聞朝刊・うま年の運勢

 

    (瀬戸花音さん・スポーツ報知・お写真を拝借)