松陰神社放尿犯の弁明について考える | 大石ブログ

大石ブログ

大石ブログ

 先の松陰神社放尿事件について、首謀者である有門大輔より弁明らしきものが出たが、相変わらずわかりにくい文章である。
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51902527.html
  

「明治以降、「日韓併合」を実行して朝鮮半島との共生・同化政策に勤しみ、莫大な犠牲と投資の上に半島との関わりをつくっては現在に残る禍根をもたらした旧長州藩こそは親朝鮮のスタンスで、明治維新なる「同和革命」を実行。その長州が崇め奉る吉田松陰を日本人を挙げて英雄視、礼賛してやまないカルト脳こそ深刻な問題であると思います」
   

「私たちは旧長州閥を厳しく徹底批判していますが、その手法には倣うところがあると思っています。かつて長州藩も京都御所を焼き払い、天皇を拉致しようとする恐るべき計画を企てて数々のテロを実行。破壊、放火…対人のみならず倒幕派こそ今で言う重要文化財を対象に非道なテロを企てて実行しました。明治に入ってからも破壊に次ぐ破壊でした」

 
 だったら、神社に放火したり爆破しようとした極左過激派にも学べばよいだろう。
   

 要するに有門は、歴史観次第で神社に放尿しても良い と言いたいようである。
  

 しかし明治以降の日本を「親朝鮮」と言い、否定するのであれば、百済再興のために白村江まで出兵した往時の日本など、何と言えば良いのだろう。
 もう有門は、明治維新の否定だけではなく、大化の改新まで否定すればいいのである。
 とか言えば、さっそく御廟野古墳(天智天皇陵)まで放尿しに行かれても困るので、監視が必要である。
  

 百済崩壊後、多くの亡命者を我が国は受け入れた。白村江の戦いはそんな感じだが、高句麗滅亡のときも、やはり亡命者を受け入れた。そんな経緯があって高麗神社がある。
 有門は、この高麗神社も気にくわないから放尿したいと書いているが、こういうのを許すと、「石上神宮には七支刀があるから放尿する」とか、「神功皇后も余計なことをしてくれた」とか言い出し兼ねない。
  

「現在の価値観で過去を断罪するな」とは、後出しジャンケン的な東京裁判史観に抗して右派が言ってきたことだが、有門の場合はどうか。
 最も有門の場合、「現在の価値観」というより、特殊な人間の手前勝手な主張に過ぎないが。 
  

 けっきょくのところ有門大輔&放尿一派は、極左とは文脈が異なるが「反日」の部類である。  
  

 こういう反日放尿一派と仲良くつるむ行動保守に、日章旗を掲げる資格はない!
 我が国に余計な混乱を巻き起こす有門一派を追放し、愛国運動を正常化せよ!
  

 
左が松陰神社放尿グループ首謀者の有門大輔