スタートライン Ⅲ | マメちゃん参上!

マメちゃん参上!

犬を飼うのは ド素人な家族の元に、    
柴犬の怪獣マメを迎えての奮闘記です。
我が家の日常も載せていきます。

 

 

 

 

やっと

やっと暗闇から抜けることができた

長い長いトンネルであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 センター試験 」 最後の年

現役受験は、みごと惨敗

 

 

 

 

 

 

 

2番 ( 第二希望 ) でも良いじゃんと言う無責任な両親の声

いらぬプライドが邪魔をして、本人あえて浪人を選択

 

 

 

 

 

 

 

教養のない親でごめん

アドバイスもできなくてごめん

貧乏な家庭であるがゆえに

地方の大学へ受験することを最初から親が遮断してしまった

 

 

 

 

 

 

 

君が本当に行きたかった大学、目指したかったことは何だったのだろう....

 

 

 

 

 

 

 

現役で受かった友は

バイトに精を出し

車の免許を取得し

自由な生活をする中

かたや浪人組は

明けても暮れても勉強漬けの毎日

 

 

 

 

 

 

 

お互い切磋琢磨し、刺激をもらえるはずの予備校も

コロナ禍で新しい仲間を作ることさえ許されなかった

 

 

 

 

 

 

 

予備校で配布された合格祈願の短冊

 

 

 

 

 

 

 

家族は、とにかく余計なことを口にするべからず

腫れ物に触るような気持ちで、ただただ見守り、心の中で応援した

 

 

 

 

 

 

 

インフル、風邪、コロナに怯え

初めての 「 共通テスト 」 を迎えた決戦の時

本人はもちろん、見守って来た家族も緊張そのものだった

 

 

 

 

 

 

 

現役で受かった友からお土産でもらったお守り

 

 

 

 

 

 

 

このまま二次で逃げ切れるか

二次で逆転を試みるか

ランクを下げ安全圏の大学にするか

後がない ( 二浪はない ) 浪人生にとって苛酷なまでの選択

入試って一種のカケのように思えてならない

 

 

 

 

 

 

コロナに翻弄され、何校かの大学は二次試験を実施せず、共通テストのみで判断するとニュースがあった

戦々恐々とする中、 『 とにかく二次を無事受けさせて下さい 』

藁をもすがる思いで

神社にお参りし、家の神棚にお参りし、お仏壇 ( 仏様 ) にもお願いし、あらゆる POWER をもらった (笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部活で浪人した仲間....4人

みんな、みんな合格できた

父兄は、自分の子供のように皆で嬉しさを分かち合った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年、遠回りはしたけれど

今振り返ると

行きたい ( 目指した ) 大学に行けて良かった

嬉しそうに準備をしているわが子を見て、つくづくそう思う

 

 

 

 

 

 

 

ようやく、スタートラインに立てた

頑張れ息子!!

父も母も、老体に鞭打って がむしゃらに働くぜ!!