ここ何日かで、冬らしい寒さがやってきた感じですね。
皆さまは体調崩していませんか?
さて、新型チェンソーのご紹介です
MS193の後継機、MS 194 TC-Eは、STIHL 最新の中型トップハンドルチェンソーです
2-MIX エンジンを搭載した排気量31.8 cc のマシンは、従来モデルのMS 193 TC-Eよりも出力アップの1.4kW、トルクも1.5Nmにアップ、パワフルで軽快なカッティングパフォーマンスを実現します。
これは、新型インテークバッフル、新型ピストン、そしてピストン直径アップした新型シリンダーの採用の結果です。
中径木の伐採だけでなく、枯れ木の除去、伐倒にも適しています。
当店でお買い上げのお客様はお仕事で樹上での枝払い等にも良く使っておられるようです。
また、コンペンセーターを搭載。
これは、エアフィルターが汚れても出来るだけエンジンの調子を崩さないように、パワーも出来るだけ落とさないようにするシステムです
エアフィルターが汚れて目詰まりすると、混合気の濃度が高くなりすぎてしまう状態になってしまい、流入する空気の量に対して燃料の量が多くなってエンジンの回転が上がらない状態、いわゆる吹け上がりが悪くなります
それを、キャブレターのコントローラーが防止します。
正しい量の燃料をキャブレターに送るためには、エアフィルターを通過して入る空気の量が重要なので、コンペンセーターが、燃料と空気の混合比を一定に保ち、エンジンの出力を安定させます。
それで、明らかにエンジンの出力が下がったと感じられるまで、フィルターを掃除する必要はありません
そして、もう一つ注目点。
MDG1用サービスポートが付いています。
MDG1はスチールのエンジン分析器です。
要はコンピューターとチェンソーをつなげて診断作業を行なえるという事です
読み取り可能な内容は、製造年月日、シリアルナンバー、イグニッションモジュール品番、ソフトウェアバージョン、作業時間、エンジン始動回数、スペアパーツ(コントロールユニットがスペアパーツか否か)といった内容です。
チェンソーもパソコンが扱えないと修理できない時代がすぐそこまで来ているのかも知れません