粟世桜の名スポットとして、私のお気に入りだった旧三沢小学校浅草分校。
ノスタルジーを感じさせる平屋の校舎と、その側にそびえ立つ大きな桜が素晴らしい!
でも、この校舎が取り壊される事になると聞きました。
時期はわかりません。
何ヶ月か前から、入口にはトラサクが立てられ入れなくなっています。
桜は残されると思いますが、この校舎とのコンビが最高だったのにな。
私はこの学校の卒業生でも何でもないですが、取り壊されると聞くと寂しく感じます。
宿泊施設の休暇村茶臼山高原で開催されているナイトサファリでは、野生のニホンジカの群れを見に連れて行ってくれるそうです!
今週の「愛知あたりまえワールド⭐︎」でその様子が放映されるとか?
「愛知あたりまえワールド⭐︎」の予告↓
休暇村茶臼山高原のナイトサファリの様子。
無料で野生のニホンジカの群れが見られるかもしれないこのプログラム、観光客の方も見る事ができたら素敵な思い出になりそうですね
だが、しかし!!
豊根村はニホンジカは有害鳥獣に指定されており、豊根村猟友会の会員達によって年間700頭余り捕獲、駆除されている害獣です。
有害鳥獣だなんて、人間が勝手に決めた事でしょ。と思われる方もいるかもしれませんが…。
実際、鹿による食害は大きいです。
防獣ネットを張っても破られ侵入されます。
なので、農作物を守るために罠を設置して捕獲しています。
茶臼山高原では「観光資源」とされるニホンジカ、どの様な内容で放映されるのか全くわかりませんが、鹿による害に苦しめられている農家さんがいる事も知って欲しいですね。
私自身は農家ではなく、農業従事者でしかありません。
今年は特に鹿による食害が多く、野菜の苗を数千本単位で食べられてしまいました。
補植しましたが、おかげで苗の生育が揃わなくなり、もちろん収穫にも影響が出ます。
私は豊根村の有害鳥獣駆除に従事しています。
本当は殺生なんかしたくない…と思っています。
ニホンジカ以外にもニホンザルやイノシシ等、他にも有害鳥獣はいます。
これだけ野生動物による食害が多いと、ここで作物を栽培するのを諦めるしかないのかな…と思う事もあります。
野生動物の餌を作ってる訳ではないので。
標高が高く昼夜の寒暖差が激しいため、美味しい野菜ができる場所ではありますが、さすがに毎年毎年これでは…。
何か話が逸れましたが(誰も読んでないからいっか)、この番組を確と(鹿故に)見てみたいと思います!
楽しみですねっ
昼間は暑いけど、朝晩はひんやりする豊根村。
短い夏が始まりました。
私が思うに、豊根村の夏は実質1ヶ月半程の様な気がします。
お盆を過ぎれば、既に秋の気配。
コタツの電源を入れ始める家庭もあるようです。
ちなみに、私はコタツを使わない。
コタツを使うと、コタツムリとなって動けなくなる可能性があるから
これだけ夏が短いと、ストーブをしまったり、衣替えをするのが面倒。
ストーブをしまってもひんやりしたら使いたくなるし、突然寒くなったら長袖を着たくなってしまう。
完全に冬のアイテムをしまってしまうと、万が一の時に困るんですよね…。
夕立は豊根村名物!?
東南アジアのスコールかと思いました。
つい最近、夕立の後には大きな虹が。
この日は近辺のあちこちで虹の目撃情報があったようです。
山紫陽花が咲く頃。
山では様々な花が咲く。
綺麗な水が流れる沢の近くにはオニヤンマが。
アブやブヨの天敵だとか?
オニヤンマの数、もっと増えて欲しいなぁ。
夏の豊根村では、山や川、湖、畑等で多種多様なアクティビティが楽しめる。
私は移住してから夏は仕事が忙しいため、ある意味豊根村の夏を満喫できた事がない。
お盆も当然帰省した事がない。
普段は静かな豊根村も、お盆の頃になると帰省客で賑わう。
住宅の周りにはよそのナンバーの車が並び、楽しそうな夕餉の雰囲気が醸し出され、花火大会が行われる。
そんな時、一抹の寂しさを覚えなくもない。
私にも帰る家があるのに、なぜ帰れないのか。
答え…仕事だからです!!
皆さんに美味しい野菜を届けるために、私はお盆は帰省せずに頑張っております。
いつか豊根村を離れた時、この夏の繁忙期を懐かしく思える時が来ると思います