子供が小学校に通うようになり、
まるでタイムスリップしたんじゃないかと思うくらい、制度も先生もやり方も何も変わっていないことに驚いた。

世の中は日々進化を繰り返し  
どんどん時代に合わせて変化を遂げていくが
学校は何も変わっていなかった。


ずっと教師を目指していた。

だが教育実習でいざ
学校というのは蓋を開けてみると
固定概念・縦社会・働きにくい環境でガチガチにされていて
教員を志すのをやめた

就活で企業に行けば
可能性に満ち溢れている、
きっとわくわくした気持ちで働ける。そう思った

あれから8年。何も変わらない学校教育。

これは軍隊だろうか。
ここは昭和だろうか。

機械のように操られる子供達。
はみ出す者は矯正される。

皆子供の頃は個性溢れていたのではないだろうか。私もそうだった。

尖った部分は削られ、
スタンダードと思われる価値観に合わせ
自分を押し潰し
ヤスリをかけ続け
出来上がるのはなんの変哲もない凡人だ。

その普通とやらに合わせようとすると
いわゆる変わり者たちは潰れてしまう
キャパオーバーなのだ。

凡人の子供達を指をくわえてみて変わり者の我が子を否定し、親子とも苦しむ。

だがふと思う。
寄せる必要などあるだろうか。

最低限のマナー、ルールは必要
最低限の集団行動は必要

だが、そこまでガチガチにやる意味はどこにあるだろう。

今の教育は究極の普通が目標になっている。
もう少し柔軟にならないものか