248粒目 「Grilled Brats グリル・ブラッツと、Temeraire テメレール」 | 砂のブログ

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「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

以前、紹介した

“Johnsonville”ジョンソンビルの
食べてみたいと思っていた

「Grilled Brats」グリル・ブラッツ



を、普段は行かない近所のスーパー
“そうてつローゼン”で発見。



例の軍艦…おっと、
グランドマンションの
入居者が引っ越しはじめて来たので
商品点数を増やして傾向を探る目的
なんでしょう

フロアも、
棚を若干小洒落た感じに
通路は広めに
改装したようですが…
大名商売を改めないことには
先は無いと思いますがね。


そして“成城石井”と提携を始めた様で

成城石井は取り扱う商品の
クオリティは勿論
マイブランドや惣菜などの
クオリティも高いから

高級指向から
一般指向へ換わり
事業譲渡しても
高品質スーパーとして
依然として客足を掴んでいるわけで

スカスカで衣だらけの唐揚げを
コンビニよりも高い値で売るような
スーパーがさ、

新規の客へ媚る為に提携したところで
醜態を浮き彫りにするだけでしょうに。


まぁ、ともあれ
成城石井セレクトのコーナーに

“Temeraire
WHOLEGRAIN MUSTARD”
テメレール
ホールグレイン マスタード

製造:ボルニエ社(フランス)
輸入:東京ヨーロッパ貿易株式会社



を、見付けたので次いでに購入。



テメレール…
フランス語で「向こう見ず」
の意味で、
戦艦や原潜の名前にもなっていますが

ルイ11世がフランス統一の際に
最大の障壁となった
テメレール公と呼ばれる
ブルゴーニュ公シャルルのこと

フランスの
ブルゴーニュ地域圏の首府
ディジョンの
伝統レシピで作られた物が
“ディジョン マスタード”

ディジョンは、かっての
ブルゴーニュ公国の首都で
テメレール公シャルルは
最後のブルゴーニュ公です。


製造元のボルニエ社は
1816年創業で

ディジョン マスタードと云えばの
260年の歴史を誇る
“MAILLE”マイユに匹敵する老舗。

自分はマイユよりも酸味が控えめな
こちらが好きです。


WHOLEGRAINは、
全粒穀物の意味で
WHOLEGRAIN MUSTARDは、
カラシの種子を全部使って作った
マスタードのこと。




グリル・ブラッツは
既に焼き上げてあるソーセージで
“Original”オリジナルと
“Hot & Spicy”ホット&スパイシーの
2種類あり

どちらも売っていたので
勿論、両方購入しました。

お!?と、思ったのは…
調理法が茹でる焼くでは無く
レンジでチンなことで…
流石、アメリカ。




扠、実食



先ずはオリジナルから…

イエローマスタードの方が
合うのかも知れませんが
調理用として使い勝手が少ないので
仕方無し。


美味い!!

ソーセージというより
ミートパティのように
凄い肉々しく荒々しくて
スパイシーな味付けの中に
レモンの爽やかさが仄かに…

レンチン後、直ぐに食べるより
少し置いた方が皮がパリッとします


明日はホット&スパイシー、
楽しみです。