「点から線へ」というのが一般的な考え方かもしれませんが
私は「線から点」という視点も大切だと思っています
先日、ある企業での研修で、ライフラインを書いて頂いている時に
参加者の一人が出来事を点で記し、その点々を定規で直線的に結んでいました
私は思わず、「曲線ではなく、まるで製図のようですね」と声をかけました
日々の流れの中で生きていると、微妙な成長は感じにくいもの
人生のライフラインを 点と点で振り返ることも大切だなと感じます
例えば、
以前は何もかも手探り状態でグダグダだった後輩が、
久しぶりに会ったら、素晴らしい考え方を持ち、
めちゃくちゃ 頼もしく感じられたとき、
私は「あぁ成長したな 努力したんだね」と実感します
この久しぶりに会うことが、ライフライン上の点と点を結ぶ作業であり、
それが右肩上がりであれば、成長を感じるのです
そう考えると、常に依存状態で密接に関わり過ぎると、
その人の成長を見落としてしまうこともあるかもしれません
だからこそ、「線から点」の視点を持つために
関わり方を見直す
引きで見る(俯瞰)
線ではなく、点で見る
こなんなとも必要ではないでしょうか
日々精進