仕事でホンダ エイプのお相手をしました。
別エンジンが載っています。
キャブはCRです。
ご依頼の内容は、「点火しないので見て欲しい」と言うものですが、
「できれば、ギチギチなのでライトケース内の配線も整理して」が
追加されたご依頼内容。
ライトケース内の配線に、点火しない原因が含まれているとすると、
点火系から調べても修理ができません。
バイク車体電装品が健全な状態でないと、点火不良の原因究明はできませんので、まずはライトケース内の整理から始めます。
ライトケースの作業前画像を撮り忘れた~ (;^_^A
ライトケースを付けたまま、整理をしようかと思いましたが、
ゴチャゴチャ過ぎて手が出せない。 ( ノД`)
しかも、配線をいじっている方法が、前回スズキバーディーと同じで
配線色を一切無視している。
今回は黒線のみ使用。 (;´Д`)
通常は接続状況,回路構成を調べてからコネクターなどを抜きますが、現状を調べるのも無理そうなので、
ライトケースを外すのを優先して、ケース内のコネクターやギボシを
バンバン外します。
調べないと言いつつ、おかしなところは無いかと観察していると、
アースの回路にプラスの赤線が接続されている回路が1カ所。
これだけジョイント目的の黒線が撤去できました。 (;^_^A
同じ回路構成だとしても、ギボシが増えるだけでライトケース内は
一杯になりますので、この手のジョイントはあまり良い方法では
ないですね。
先の赤線接続間違えも、配線色を無視した作り込みが原因だと
思います。
ホンダのアースは緑で、キーONのプラスは黒です。
またウィンカーの右は空色で左は橙。
間違えないように純正配線色に直す作業をします。
ライトケース未装着ですが、一応整理が付きました。
仮接続で各装置の機能を確認します。
ウィンカーの左右間違えはありましたが、一応すべてOK。
もう1度、配線をばらして、ライトケースを取り付けて、配線を本接続。
再度機能試験を実施して、問題無しを確認。
イグニッションコイルにつながる配線にも不要ジョイントがあった
ので、ここも整理して、今度は点火系の調査です。
ウオタニのコイルに、純正のイグナイター(CDI?)の組み合わせ
です。
ウオタニは、コイル2次抵抗が26kΩと大きめですが、強力な
ウオタニ製イグナイターとの組み合わせ前提で作られているんだと
思いますので、この値は気にしない事にします。
次に純正イグナイターに接続される配線のチェック。
・アースはOK
・メインスイッチのエンジン停止回路もOK
・エンジン側の発電コイルもピックアップもOK
・イグニッションコイルへの出力配線も導通OK
問題無いですね。
では、コイル手前までの電圧出力を調べます。
プラグを外して、メインスイッチをONにして、キックしてみます。
→ 電圧出てますね。
次にイグニッションコイルを繋いで、ハイテンションケーブルに
点火チェッカーを付けてキック。
→ 火花出てる。
点火系は大丈夫みたいです。
チェッカーを外して、点火プラグにすると・・・
火花が良く目視できない。 私がジジイだからじゃなさそう。
デンソーのプラグ、極細のイリジウムだと思うんだけど、ギャップが
妙に狭い。
ネジ部分もすごく細いし、陰極側の金属も極細で柔いです。
初めて見るプラグ。 最近は偽物も出回っているので、
少々不安です。
ギャップを広げてやって、点火確認。
→火、飛んでますね。
多分OKでしょう。
タンクを載せてエンジン始動確認しようと思ったら、ガスが下りて
きません。
途中のフィルターやホースが邪魔している様です。
→手持ちのガス用ビニールホースに交換して・・・
エンジン始動・・・
を、試すものの、チューンエンジンで圧縮が意外と高いのと、
絞りハンドルが邪魔で、キックの良い姿勢が取れない。
エンジン始動、できました~ (^_^)v
ふと足元を見ると、将来オイルクーラーを接続するためのバンジョー
ボルトが締め付けてなくて、オイルがダバダバ。
床掃除だ~ ( ノД`)
始動不能は結局プラグが原因だったのか?
全てパーツを組み上げて、お引き渡しです。
乗ってお帰りになったので、多分大丈夫でしょう。 (笑)
おしまい






