退職してバイク電装屋 -11ページ目

退職してバイク電装屋

自分のDUCATI SS900ieやスズキRH250Cのメンテ,お仕事のバイク電装作業中心のブログ。
バイクのほか車,家族,趣味のネタを掲載してます。

仕事でカワサキZZ-R1100Cのお相手をしました。

 

ZZ-R1100C

こちらのバイクです。

 

各部に少々劣化が見受けられます。

 

が、純正っぽい見た目ですが、目立たない感じでフロントキャリパーにロッキード4potが付いていたり、リヤサスWP、デビル管 等々

 

結構手が入っています。

 

ご依頼の内容は「始動性が悪く、毎回ジャンプスタートしないと

始動できない」ので直して欲しいと言うもので、

 

以前に同じ車種(ZZ-R1100)をお預かりした方のお友達で、

ご紹介いただいた様です。 ありがとうございます。

 

では見ていきましょうか。

 

お客様の感じだと「どこか漏電しているんじゃ・・・」との事ですが、

バイクの場合、漏電はショートなので、

 

ショートではなくキーOFF時にも負荷電流が流れ、しばらく乗らないと

バッテリーが上がるって事を心配している様でした。

 

バッテリー

シート下のバッテリー付近から調べようかとしたら、

不要な配線

芯線むき出しの配線がテールカウル内にいたので、聞いたところ

テールウィンカーのポジションに使っていた配線だけど、

 

今は使用していないと言う事だったので、ショート(漏電)の原因に

なるので、この配線は撤去します。(ギボシ抜くだけ)

 

バイク乗ってご来店だったので、バッテリーの電圧は13V以上

あります。

 

マイナス端子を外して、テスターを入れ電流レンジで電流を測定。

キーOFF時は0Aで、特に問題となる負荷は無し。

 

エンジンを始動してみますが、乗ってきた直後なので、始動性には

問題無さそう。

 

バッテリー電圧はアクセルを開けても13.5Vぐらいしか上がりません。

 

ZZ-R持病のオルターネーターコネクター焼損を疑い、観察のため

タンク外し

タンクを外します。

 

お客様に事前に「タンクは満タンにしないでね」とお願いして、

軽くしてもらっていたので、タンク自体を下すのは楽だったんですが、

 

タンクを外すためには、タンク両サイドのカバーを外す必要があり、

両サイドカバーを外すためには、メーターカバーを取らねばならず、

 

メーターカバーを外すためには、フロントスクリーンを外さなければ

なりません。 (;^_^A

 

面倒だけど、何度もやっていて、やる事は分かっているので、

まあ良いでしょう。

 

タンクの下側マウントボルト近くに、オルターネーターのコネクターが

あります。

 

コネクターを見つけ、防塵カバーをずらし、コネクターを解除して

オルター側コネクタ

オルターネーター側も、

メインハーネス側コネ

メインハーネス側も、焼損はありませんでした。

 

でも、端子が緩い。

 

メインハーネス側のメス端子を少しカシメて、嵌め合いを強めて

接続したら、

 

コネクターを接続して、タンクを戻して、バッテリーを接続して、

エンジン始動。 (書くと簡単だけど・・・)

 

バッテリーの電圧は、アクセルをあおると14V以上に上がります。

 

オルタのコネクターが原因箇所だと分かり、電圧が上がる様に

なりましたが、このままの状態では、多分コネクターが焼損します。

 

今までは接触不良で大きな電流が流れなかったんで、大丈夫だったんだと思います。

 

コネクターを別仕様にしましょう。

 

ここまでで、 1日目終了。

 

 

 

 

 

 

つづく