RH250 今度はメーター改造 | 退職してバイク電装屋

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エンジンのO/Hがほぼ終了したRH250、今度はメーターを改造しようと思います。

 

メーターユニット

こちらがそのメーター。

 

何をするかと言うと、インジケーターのオイル警告灯が、ウィンカーと

共通になっているものを、分離したいんです。

 

画像で言うと、右側インジケーター4つの一番上が、ウィンカーと

同じ位置に点灯するオイル警告灯。

 

一番下の速度警告灯は、10年以上前(?)に装着義務が消えたので、そこをオイル警告専用にしようと思います。

 

回路構成はメーター部分で作っています。

 

メーター配線

現状の配線図がこちら。

 

ウィンカーとオイル警告インジケーターは、橙色の(+)電源で、

ウィンカーはダイオードを通ってウィンカースイッチに空色に

行ってます。

 

一方オイル警告インジケーターは、同じ橙電源で青白色の配線に

入り、2stオイルタンクのレベルセンサーに行きます。

 

では分離作業です。

 

メーター裏面

メーターの裏カバーを外します。

 

裏面カバー外し

カバーが外れたら、邪魔なメーターステーも外します。

 

速度警告配線

スピードメーターに接続されている速度警告の出力線を(画像中央)、ネジ端子から外します。

 

これで一番下のインジケーターは機能しなくなりました。

 

スピードメーターのもう一方の端子は、アース回路で、接続したまま

でも悪戯しないので、このままにします。

 

配線接続変更

ウィンカーとオイル警告を1つにまとめるため設置してある、

配線図中のダイオードは、配線保護チューブ内にこんな形で取り

付けてあります。

 

これも取ってしまって問題無さそうですが、取り払って電線を接続する

のが面倒なので、付いていても問題無いのでこのままにします。

 

画像ダイオードの下側で、ウィンカーの空色と、オイル警告の青白色が接続されていますが、ここを切り離して分離します。

 

これで、とりあえずウィンカーインジケーターは単独になりました。

(もちろん切離し後は絶縁処理します)

 

今度は先に外した速度警告配線の緑赤配線と、ダイオード下で

切り離したオイル警告センサーに行っている青白配線を接続して、

 

今迄速度警告インジケーターだった場所が、オイル警告の

インジケーターになりました。

 

改造配線

変更後の配線図がこちら。

 

インジケーター書き換え

一番下の表記を「OIL警告灯」に変更。 作業は完了です。

 

でも、ウィンカーインジケーターが赤なのは、なんか納得いかないな。

 

後で黄色に変えようかな?

 

 

 

 

 

 

 

おしまい