お仕事でホンダ レブル250のお相手 つづき | 退職してバイク電装屋

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仕事でお相手をしているホンダ レブル250。

 

レブル2台を合体して、お客様自身でハーネスを作り始めたけど

途中断念したので、その続きをご依頼。

 

当方で配線接続は実施しますが、実施後の状態を観察して、

今後に生かすのだとか。

 

なので、配線接続はしますが、配線保護材の取り付け、

テープ巻などは今回実施しません。

 

作業の進捗は、

250初期ハーネス作業前

          ↓

接続途中作業途中

          ↓

ブレーキスイッチ配線

出来上がり2

出来上がり1作業後

って感じです。

 

左ハンドルスイッチ

右ハンドルスイッチ

左右ハンドルスイッチはハーレー用を採用したため、当初は

リレー回路を構成する考えでしたが、

 

同一ボタンでのON/OFFはリレーだけでは無理の様で、

フリップフロップICなどを使う必要がありそう。

 

ハーレーはどうやっているんだろう?

 

せめてBMWみたいに、ウィンカー復帰スイッチが確保できれば、

OMRONのラッチリレーだけで構成できるんだけど。

 

一応接続が終わったので、直流電源装置で12Vを供給したら、

保安装置の機能を確認。

 

ウィンカーの球が入っていなかったり、ブレーキスイッチが無かったりで

通常の確認ができないので、模擬をしたりして、無事終了。

 

次にバッテリーを繋いで、エンジン点火を確認。

 

セルクランキングをして、プラグに火が飛ぶことと、キルスイッチや

メインスイッチで火が飛ばなくなることを確認。 OKです。

 

ハーレーハンドルスイッチのキルスイッチは、ON(接点導通)で

エンジン始動可ですが、

 

カブ系と同じイグナイタを使っているレブルは、ONになると

イグナイタのクロ/シロ線をアースしてエンジンを停止する回路

なので、キルスイッチの使い方が逆になります。

 

オフ車にオンロードのスイッチを持って来ると、逆になるパターンが

多いですが、同じですね。

 

配線塗りつぶしチェック

接続した配線をチェックするため配線図にマーキングしたら、

”ほとんどの線を接続”に近い状態でした。

 

うちはメインハーネスは作らないので、こんなに数を繋ぐ作業は

滅多に無いんですが、

 

保護材付けやテープ巻をしないだけでも結構楽です。

 

配線の位置合わせと保護材取り付けがいかに面倒か、実感した

仕事でした。

 

 

 

 

 

 

 

おしまい