ヤマハRX350の左ハンドルスイッチと、もう1点お預かりして
お相手をしました。
左ハンドルスイッチは、「ウィンカーの左点灯が配線に力を加えると
消灯するのを解消して欲しい」と言うもので、
ブザーを繋いで、まず症状を確認します。
確かに、力を加えるとたまに接触が断たれます。
こう言った症状の時、テスターで確認しようとすると、
ディジタルテスターの表示では、瞬間的な断線は拾いきれないので、
私はブザーを使っています。
ではバラしましょう。
分かりにくいですが、電極板の一番左側端子から焦げ茶の線が
外れています。
既にしっかり外れている状態ですが、ケースについていた時には
ギリ接触している状態だったので、点灯したり消灯したりだったと
思います。
電極板の端子には、ハンダの痕跡が全然ないので、新品時から
ハンダがしっかり着いていなかったんじゃないかな?
電極板の端子にフラックスを塗って、しっかりハンダを溶かし込んだ後
電線をハンダ付けします。
毎度の事ながら、ここまでバラすと、可動接点側は樹脂部分から
接点やラッチ用の金属球,バネがみな外れてしまうので、
それらを樹脂部分に押し込みつつ、スイッチケースに収めます。
これが面倒くさいんだ!(;´Д`)
組み込むと、若干ボールとスイッチケースの位置がズレたのか、
操作の感触が固くなってしまったので、ボールなどの再確認のため
もう1度バラし、グリスを入れて再組立て。
金属球がバネで飛んだりするので、まるで苦行です。(ノД`)・゜・。
導通確認を行ってハンドルスイッチは完了。
続いてもう1点の方の作業。
RXのイグニッションコイル 3個です。
予備として入手したらしいのですが、診断して欲しいとの事。
1次コイル,2次コイルの抵抗値を測定します。
1次は3個とも4Ω近辺、2次は概ね8.5kΩです。
ヤマハのコイルの判断基準を持ち合わせていないので、
カワサキの同種コイルの基準に照らし合わせると、問題のない値。
このコイル、1次2次が別回路ではなく、1次回路の片端に
2次回路が接続されています。
なので、1次2次ともアースには接続されていません。
また一つの回路なので、1次2次間の絶縁は確認できません。
一応と言う事で、コイルの取り付けスタッドボルトとコイル間で
1000Vメガーを使って絶縁を確認します。
2000MΩ以上あるので、絶縁上も問題無さそう。
本当はハイテンションケーブルを繋いで、点火プラグに火が飛ぶことを確認しようと思っていましたが、端が切り飛ばしのケーブル在庫が無く試験をすることができませんでした。
つい先日までクズのハイテンションケーブルが一杯有ったのに、
産廃業者が来たタイミングで全部捨てちゃいました。
少し取っときゃ良かったな。
試験結果の報告書を梱包に同封して、修理品を発送です。
おしまい




