ももいちさんからお誘いがあり、ツーに行くことになりました。
ドゥカで行くかS3(GSX-750S3)で行くか悩みましたが、「前回(奥多摩)のリベンジにどう?」との事だったので、リベンジとなれば当然転覆事故を起こしたS3で参加決定です。
少々前のS3稼働時に、ジャダー(ウォブル?)がフロント廻りで発生し、ちょっと気になってました。
そこでお客様がいない今日、店に持ち込んでフロントのステムナットの調整をします。
以前、バラシてグリスアップをし、調整をしましたが、少し走ると馴染んで多少緩くなります。
まず、タンクとカウルを外して、バイクを吊る準備をします。
ん??
見難いですがアルパインスターズのステッカー上に、20cm位の割れがあります!(ノ゚ο゚)ノ
転覆直後の修理では、気付かなかったキズが・・・
やはり各部にストレスが掛かっていたんですね。
ゴメンな S3。
カウルを外して、裏側からエポキシ接着剤を塗って、カウルを少々歪ませて傷口に接着剤が入るようにします。
本当ならガラスマットなどを補強材として貼った方が良いのでしょうが、今回は省略。(;^_^A
まだ他にも傷が(少し前に気付いていましたが・・・)
カムカバーのガスケットが、ちぎれて飛び出しています。
カバーにも傷がありますが、側溝に当たった時に力が掛かって、パッキンが飛び出したようです。
飛び出た部分を切り取って、
隙間にシリコン接着剤を塗っときました。
さて本題のジャダー対策。
フロントアクスルシャフトのクランプや、フェンダー兼スタビも緩めて、ゆがみを取り、
ステムナットを締め付けて、ハンドル動作が重くなった点から、少し戻してフリクションを感じなくなる位置に設定します。
何回か繰り返し、ベアリングが落ち着いた頃を見計らって、各部を締め付けます。
シャフトのクランプ固定は、純正ではスタッドボルトにナットの組み合わせですが、少々訳ありでキャップボルト固定に変更してあります。
あまり強く締め付けられないので、トルクレンチでトルク管理し、締め付けの後、ワイヤリングをしておしまいです。
タンク、カウル、サイドカバー、シートを戻し、タイヤの空気圧をチェックし、
工具をチェストに戻して、物入れに使っていたプラボックスの中にネジなどが残っていなければ、今日の作業は終了です。
さて、ももさんツーの準備は整いましたが、果たしてリベンジとなるのか???
おしまい