嫁のいないあいだにブラインドの修理です。
嫁がいつも使っているスペース横のブラインドですが、スチールのブラインドではなく、布のブラインドです。
布のブラインドで右端にある紐を引くと上がり、もう1度引くと降りてくる構造です。
以前にも1回修理しているのですが、上一杯まで引き上げると、次に引いた時に降りてきません。
(x_x;)
まずブラインドを外します。
固定金具に掛かっているんですが、見た目一緒でも何タイプかあります。
以前1回外しているんですが、だいぶ前なのでどう外したか記憶がありません。
引くんだっけ?? 外し方が悪いのか、金具に引っかかっているか?
押すタイプでした。 (;^_^A
布地はマジックテープで巻き上げ機構の入ったケースに付いているので、すぐ外れるのですが、引き上げの紐は簡単には外せないので、外したあとも布地は一緒に持ち運ばなければなりません。
もう少し構造を考えて欲しいものです。外し易ければ、洗濯もしやすいのですが・・(。・ε・。)
このとき固定ネジは緩めるだけで良いのですが、緩めすぎてネジが外れました。
前回と同じミスを・・
小さな機構ですが、中にラッチの機能と紐を固定するロックの機能を備えています。
樹脂の機構ケースを広げ(画像だと上下方向に)、レール溝から中の機構を外します。
巻き上げた状態からもう1度紐を引いた時に紐をリリースするため、紐の動きに合わせて(紐と同じ位置を保つように)動かないと、ラッチの機構溝に沿ってローラーの保持ケースがリリース位置に移動しません。
本来は親指先端側にある金属ローラーが、ある程度紐と一緒に動く必要があります。
そのためにわざとローラーにフリクションをかけるため、2本のローラーを挟む力を維持する構造なのですが、以前バラしたときには、ここに何もありませんでした。
構造からすると本来スプリング等がありそうなのですが。
前回は、画像で四角い白色のもの(実は厚紙)をはさんでローラーにテンションをかけ、フリクションを発生させていたのですが、経年で押し付ける力が弱くなったようです。
1つは目地コーキングの下地ウレタン(白色の物)と、もう1つはゴムのチューブ(青色の物)です。
ちなみにゴムチューブは以前ブログに載せた「やっちまった」ものです。
ゴムは反発力は良いのですが、適当な厚みにするのが難しいので、ウレタン材を選定しました。
ウレタンを適当な厚みにカットし、挟み込んだあとにはみ出した部分をカットします。
上の画像は既にウレタン材を挟み込んだあとの状態です。
それぞれの部品を元通りに組み込みます。
この時ラッチ機構のローラーが外れないように注意!
(前回苦労したので、若干粘性の強いグリスで固定しました)
ラッチの機構Assyをブラインドケースに組み込み、元位置に取り付け。
操作した感触は、問題なく動作しました。
修理完了(o^-')b
この構造だと、ウレタン材もそのうち劣化して弾性が失われるので、また修理しなければならないと思います。
おしまい