退職してバイク電装屋

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自分のDUCATI SS900ieやスズキRH250Cのメンテ,お仕事のバイク電装作業中心のブログ。
バイクのほか車,家族,趣味のネタを掲載してます。

仕事でMVアグスタ ブルターレ989Rのお相手をしました。

 

ブルターレ989R

綺麗なこちらのバイク、2度目のお相手です。

 

とっても軽く、エンジン音は良い音を奏で、思わず乗ってしまいたく

なりますが、コケると弁償が大変なので、止めておきます。(笑)

 

今回のご依頼は、

デイトナD-Unit

「デイトナのD-Unitを取り付けて欲しい」と言うもので、将来的に

負荷は増える様ですが、今回はUSB電源用のシガーソケットを

供給するため です。

 

バッテリーから(+)(-)をもらって、あとは動作用の信号(+)ACCを

接続すればOKなので、楽な仕事です。

 

バッテリー周辺

D-Unit本体は、シートカウルの左サイド内に装着。

 

D-Unitは2タイプあって、ヒューズを使う大き目のタイプも

ありますが、

 

今回のD-Unitはヒューズの代わりにPCTと言う素子を使って

ショートを保護するタイプで、本体はかなり小さいです。

 

PCTはポリキャップと呼ばれるデバイスで、ショートで電流が流れると熱で回路が遮断され、熱が抜けるとまた閉回路する素子です。

 

ヒューズ交換がいらないので便利ですが、複数回保護すると

素子がダメになるんじゃないのかな? 知らんけど・・・

 

バッテリー充電配線

バッテリーには充電用の配線が接続してあったけど、なぜか2本

(2組)接続されていて、

 

これにD-Unitを追加するのは気が引けるので、1組は撤去させて

もらいました。(もちろんお客様了解済み)

 

これで、D-Unitの電源は接続先が決まりました。

 

もう1つ、繋がなければならない配線が。

それはD-Unitが起動するためのACC配線。 キーON(+)です。

 

配線図が無く配線色が分からないので、ヒューズの電源分割で

適切な回路を選ぶことができません。

 

ヒューズボックスは、タンクに埋め込むような形態で、タンクを外さ

ないとヒューズボックスはいじれないんですが、

 

タンクを外してヒューズボックスを引き出しても、ボックスから

コネクターで接続された配線は、すぐメインハーネスに入ってしまい

 

配線色を調べる術は無いように思えます。

 

ここで時間を取るよりも、別の方法を考えます。

 

ETCが付いているので、ETC電源を辿ります。

 

タンク下にETCヒューズがあり、配線はリヤブレーキスイッチに

接続されています。

 

ブルターレの配線図はありませんが、MV F4の配線図と

ヒューズ使用内訳を見ると、この回路以外に適当な回路は

無さそうです。

 

ETC電源から分岐する事にします。

 

ACC配線接続

ETC電源コネクターから(+)回路の端子を一旦抜いて、

D-UnitのACC配線を抱き合わせて端子を打ち直し。

 

これで電源はすべて接続できました。

 

シガーソケットをD-Unitに接続して、

USB電源

キーONで電圧が出る事を確認します。

12Vの出力も、USBの5Vも問題なく出力しました。

 

バッテリー周辺作業後

各配線を整理して、綺麗にします。

 

D-Unit出力接続端子

使用していないD-Unitの配線は、パッセンジャーシート下の空間に

シガーソケットと並べてすぐ接続できる位置に出しておきます。

 

これで、作業は終了。

 

一応、各保安装置の動作とエンジン始動を確認。

 

お引き渡しです。

 

ACC配線接続箇所を探すのに、少々時間が掛かってしまいました

が、収納スペースに苦労しない作業でした。

 

 

 

 

 

おしまい