私は今日、目が覚めた





今朝じゃなくて
今日、目が覚めた





気がつけば
心にしっかりと力が入るようになり
身体が自分のものに戻って
言うことを聞くようになっていた





もう長い間
気持ちの表面にかかっていたモヤが
いつのまにか晴れていた





濡れた洗濯物が
お日様に当たって乾くように
いつのまにか
心の湿度が低くなっていた





私は今日
もう目が覚めたんだと分かった





悲しみばかりを見つめるのは
もう止めよう





代わりに
喜びを拾って一つ一つ
大切にポケットにしまおう





悲しみの海の水面から顔を出し
沈まないように
ジタバタもがきながら
必死に息をしよう





かすかに
遠くの光も見える





決めた




もう海には戻らないよ





















後悔していることが
あるとすれば




それは
あなたの人生でしかできない
貴重な経験




人生に
失敗なんてない




後悔してるからこそ
同じように後悔してる人の
苦い気持ちがわかる




後悔で自分に自信をなくし
歩みを止めている人に
寄り添うことができる




後悔の重みに負けず
歩みを進めることで
勇気を示し




今、後悔している人を
励ますことができる




その後悔は
自分ひとりのものではなく
人を支える言葉を産み




成功体験よりも
深い熱となって伝わり
人を動かす




失敗のない人生は
何にも挑戦しなかった人生



















冬の光に照らされて
金色に光る
柴犬の背中




歩くたびに
風にさわさわと揺れる




まるで
黄金色の稲穂のようだ




冬の風になびく
黄金色の稲穂のようだ




太陽の匂いがする
黄金色の稲穂のようだ














大切なのは
自分の内側からの声に従うこと



自分の外では
色んな人の価値観や
世間の常識があるけど



それよりも



いつも
大切なのは
自分の内側からの声だ



外側の価値観や常識は
私を幸せにしない



それは私のために
作られたものじゃないから



私を幸せにするのは
内側からの聞こえる声だけだ



しっかり耳を覚まして
感覚を鋭くして
聞き逃さないように



ちゃんとその声に従って動こう



私のために

















今年一番の寒気の中




歩いていた道端に




たんぽぽの綿毛が一本
咲いていた




それは
『咲く』
と言う言葉がふさわしい




美しい球体だった




触れたら指に刺さりそうな程
綿毛は緊張していて




寒そうな
冬のたんぽぽだった




美しい自然の球体に




私の心は
じん、と動いた