3月末になって気になるのは、やっぱり宙組どうなるんだろうです。
宝塚大劇場花組千秋楽も終わり月組初日(3月30日)までの間に、何か発表はあるのでしょうか?
特に急ぐ必要がなければ、4月半ばなら大劇場は月組、東京は花組公演中で、初日、千秋楽から遠い日程です。本当はもっと早く知りたいですが・・・
年度末に退団発表があるとしても、路線の方ではないように思います。路線男役には多くのファンがいますから、ファンのことを考えたらそんな辞め方はされないでしょう。
4月半ばに宙組が始動すれば、公演期間は減りますが6月頃から公演ができそうです。
大劇場を稼働させる
やはり、宙組公演期間に、宝塚大劇場と東京宝塚劇場を休みにすることは損失が大きいです。
堂本光一さんが働き方改革で、千秋楽後の撤収に一日をさかなくてはいけなくなり、1公演分減ってしまい大阪フェスティバルホールで約4000万円の損失が出たと言われました。
ちなみに、一公演あたり宝塚大劇場は約1908万円、東京宝塚劇場は約1764万円です。
大劇場を埋めるには、人気のある生徒が必要です。これは宙組の改革とはまた別問題です。
長い時間をかけて育てたトップスターは、お客を呼べる存在。
劇団は芹香斗亜さんを2回も組替えさせて育ててきたという思いがあるでしょう。
芹香さん自身も、努力して乗り越えてきたわけですが。
芹香さんがトップスターを何作品かした後なら、2番手スターが育っていますが、昨年9月に芹香さんはまだお披露目が始まったばかりでした。
現2番手の桜木みなとさんは、2番手を3公演だけの経験となっています。
桜木さんにとっても、せめて3作品ぐらいは2番手として舞台を務めたいところです。
芹香さんで公演できるのが、一番いいと思うのですが・・・宙組は変わっていないと言われそうです。
宙組の危機は
もし、どうしても芹香さんが主演できないとしたら、桜木さんが主演しなければならない。
現実的に宝塚大劇場の平日は、客席を埋めることが難しいかもしれません。ただ、満席にならなくても9割埋まれば利益はでるのかなと想像します。
100周年を過ぎたあたりでも、大劇場の平日は「多数ご用意しております」という表示はありました。多数=100席としたら、大劇場2550席の4%程度で、宝塚は価格が高い席が人気なので大丈夫そうです。
宙組の危機は、宝塚全体の問題です。
宝塚音楽学校の志願者が過去最低になったというニュースがでました。そりゃそうですよね。
大事な娘をイジメられて不幸にしたい親はいません。
それでも受験してくださる方は、余程、音楽学校と劇団の改革を信じてのことだと思います。
宝塚全体の危機を乗り越えるためには、宙組生だけでなく、専科や他組からの救援もあってもいいのではないかと思います。
桜木さんと瀬央さんで
宙組公演期間5月~8月に出演できそうな方は、専科スターなら瀬央ゆりあさんです。
凪七瑠海さんと水美舞斗さんは、「ベルサイユのばら50」御園座第千秋楽6月16日なので、出演は難しいと思います。
専科にこだわらずに他組からというと、宙組公演は星組と花組の別箱公演中で自組の公演に出演しなかったら宙組に出演することも可能です。
過去には2番手が他組に出演することはありましたが、ここ最近は出演していないですね。
また、花組、月組、雪組でトップスターが退団される時期と重なり、2番手が特別出演は難しそうです。
3番手ならなんとか特別出演できるかもしれませんが・・・
ここは桜木さんと瀬央さんの同期コンビでバディ物はどうでしょうか。
「メランコリック・ジゴロ」「パリの空よりも高く」
明るく心地よい作品がいいです。
もちろん、トップ娘役の春乃さくらさんがヒロイン。
ずっと舞台に立てていない宙組生に希望の光が差すことを願います。
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