こんにちは。いつもありがとうございます。
商業出版エージェントの にのまえ遼です。
出版経験ゼロなのに、商業出版をすることの難しさを知らずに、依頼を受けてしまった私…。
今、考えると、本当にバカですねw
それまで自分には、普通に出版依頼を頂いていたので、簡単だと思い込んでいたんですが…。
考えてみれば、どうすれば出版されるのかも、出版企画書の書き方も、何にも知らなかったのですから。
でも、依頼を受けたからには、やるしかない。
もう、こうなったら、物量作戦だっ!
ってことで、私がやったのは、出版企画書を7-8パターン作ること。
出版の企画書の作り方は知らなかったので、ビジネス企画書の作り方を参考に、工夫しながら作りました。
ちなみに、企画書7-8パターンと書きましたが、内容が異なる企画を、それだけの種類作ったわけではなく、2パターンの企画で、表現の仕方を変えたのを、それぞれ4パターンって感じで作りました。
次に、出版社のリストアップ。
確か、20社ほど、リストアップしたと思います。
そして…。
この20社に、毎週、企画書を郵送する。
それまで、マスコミ4媒体へのプレスリリースをした経験から、送った企画書が誰の手に取られるのかで、反応が異なるのを知っていたので、偶然に興味を持つ人が手に取ってくれる可能性を高めようと考えて、毎週お送りしたのです。
それと、同時進行で…。
書籍の内容を纏めた小冊子を作製。
だいたい書籍って180~200ページですから、その約1/3ってことで、60ページくらいの小冊子を作り、それを企画書とは別に、各出版社に送っていきました。
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でも、今考えると、この方法は、あまり有効ではありませんよね(;^_^A
だって、企画書もゆっくり目を通してもらえないくらい忙しいのに、60ページの小冊子をお送りしても、読んでもらえる可能性は低いからです。
ただ…。
出版社が興味を持ってもらった後に、この小冊子を見てもらうことで、本の内容を凄くイメージしてもらうことができたので、結果的には作ってよかったんですけどね。
まぁ、こんな感じで、物量作戦で、どんどん企画書と小冊子を、出版社にお送りしていったのですが、2カ月たっても、3カ月たっても、4カ月たっても、出版社からの反応は無し。
企画書の出来は今から考えると「?」ですが、書籍の内容には自信があっただけに、正直、メゲそうになりました…。
それと同時に、本当に商業出版をするのって、凄く難しいなぁ…ってことを感じました。
でも、思いつくことをやるしかないので、少しでも企画書を開封してもらいやすいように封筒に工夫をしたり、お電話をしてから企画書をお送りするというスタイルを取って見たり、企画書を見やすいようにイラストを入れたり…と、まぁ、いろいろ工夫して、出版社にストーカーで訴えられてもおかしくないくらいアプローチしたんですけどね。
それでも、反応はゼロっ!
しかし、「こりゃもうダメかも!」ってあきらめかけたころに、奇跡が起こって、この後、満塁ホームランと言いますか…。
結局、この書籍は商業出版が決まり、しかも、ベストセラーになり、海外でも出版されるようになるのですが、長くなってきたので、次回に続きますm(__)m
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