こんにちは。いつもありがとうございます。
商業出版エージェントの にのまえ遼です。
本日は、閑話…でもないかな。
先日、zoomである方の相談を受けていて、
「あっ、その部分を誤解している人がいるんだ」と感じたことがったので、そのシェアです。
話は飛びますが…。
ラブレターの目的は、その方にお会いすることです。
それが、喫茶店でお話をするのか、一日デートするのかを別にして、お会いしないと次のステップに進めないからです。
出版企画書の目的も同じで…。
それは、編集者に興味を持ってもらい、出版会議を通してもらうことです。
喫茶店でお話したり、一日デートに行くことができれば…。
色々お話をする中で、ラブレターでお伝えした以外の魅力も感じて頂けるように…。
出版企画が通れば、その後、出版に向けて、担当編集者といろいろと話をするようになるのですが、その中で、「えっ、そんなネタも持っているの?」「そんな強みもあるんだ」「そんなことの知識もあるんだ」と、それまでと違った魅力を感じて頂くことになることはよくあること。
実際、出版企画書が、出版会議で通った後…。
担当編集者と色々と話をした結果、最初の企画と全く異なる企画になることもあります。
例えば、Mさんは、コーチングに関する出版企画書を作りました。
その企画が通った後、担当編集者は彼と話をしていく中で、彼のネットワーキング力(チームワーク構築力)が優れていて、実勢にその能力で大きな結果を出し得いることに気が付き、結局、ネットワーキングに関する書籍を発行することになりなったんですね。
一度、出版会議で、「この著者の本を出版する」ということが決まると、それが覆されることはほとんどないので、内容が変わっても出版されるということは変わらないのですね。
ということは…。
自分が、「こんな内容の本を書きたい」というのを企画にまとめ、出版社にお送りするのが一般的ですが、「出版企画書は、出版会議が通ることを目的にして内容を纏める」というのが正解なのです。
ほら、好きな人をデートに誘う時も…。
自分が行きたいところに誘うのではなく、
相手が興味のあるところリサーチしておいて、
そこに行こうと誘った方が、OKを貰える可能性が増えますよね。
それと同じです。
ということで…。
出版企画書の目的は、自分がどんなにすごいネタを持っているのかを理解してもらうことではなく、出版会議を通すこと。
この部分が理解できると、出版企画書の書き方が変わってくると思います。
出版会議が通りやすい企画は、以前にもお話をさせていただきましたが、『売れる本(時流に求められている内容)』で、『社会を少しでも良くするために役立つ本』ですね。
実際、うちでも、著書の人が書きたいのはこの内容だけど、編集者に興味を持ってもらい、出版会議を通すためには、少しこんな味付けをしといたほうがいいなぁ…と考えて、企画を作ることも多々あります。
根底的なテーマは変えないけど、会議を通しやすくするために、著者の希望とは違う内容を入れるという感じで味付けするんですね。
どんなにいいネタを持っていても、出版会議を通らない限り、出版は決まりませんから、相手が喜んだり、興味を持ちそうな内容を入れておくのです。
分かるかなぁ…(;'∀')
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