こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの にのまえ遼です。

 

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今月の『無料出版企画書作りサポート』残り1様となっています。

 

『出版社のハートを射抜く企画書』シリーズを読んだけど…。

 

どうも上手く読者層を絞り込むことができない!

自分のメイン資源以外の資源を洗い出せない!

企画書全体をどう纏めたらいいのか分からない!

…という方は、是非、ご活用くださいませ。

 

お申し込みは、こちらから。

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ドイツ初代宰相のビスマルクは、

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を残しています。

 

これは…。

愚者は、自分の経験だけで考えて行動するので、失敗する可能性高くなってしまう。

賢明な人は、歴史に刻まれた物事の因果や、先人の知恵、知識から言動の是非を理解して行動するので、失敗することが少ないのだという意味なのだそうです。

 

きっと、この20年のネット業界と出版業界の歴史は、あなたの商業出版を実現するための参考になると思っています。

 

 

 

さて…。

今から、20年ほど前…。

メルマガの読者が急増することで…。

メルマガ発行者と、発行者を対象にビジネスをする人が増えたこと。

 

その結果、メルマガの内容は薄っぺらいのに、システムなどを活用し、コストをかけて購読者数を増やしたメルマガが増えた。

そして、出版業界が、このことに気づいたところまでお話しさせていただきましたね。

 

 

内容が薄っぺらいのに、購読者数が多いことのどこに問題があるのかというと…。

 

 

メルマガってのは、情報に人が集まる媒体でして…。

情報の質によってファンになるかどうかが決まるんですね。

 

つまり、内容の濃いメルマガの読者は、

発行者の持っている情報を、より深く学びたいと思っている人が多い。

 

この頃、私自身も経験したのですが、

内容が充実してて、発行部数があれば、

セミナーに100名とか集客するのは、それほど難しいことではありませんでした。

 

そういうメルマガ発行者が、出版すると、当然、その本は売れます。

既存のメルマガ読者層は購入するでしょうし、内容がしっかりしているので、メルマガ読者以外でも、書店で内容をパラパラっと確認することで購入してくれたんですね。

 

だから、出版社も、メルマガ購読者数が多い発行者を調べて、オファーをかけたし…。

自分から出版社に企画書を出したときも、プロフィールにあるメルマガ発行部数が多いと、出版会議を通りやすかったのです。

 

 

 

ところが…。

内容が薄いのに、システムなどを使って登録者を増やしたメルマガは…。

発行者の持っている情報を、より深く学びたいと思っている購読者層が少ない。

 

そもそも、入口からして、

自分で「営業に関する勉強がしたい」と思って、

メルマガ発行サイトに行き、複数のメルマガサンプルを読んで、

「この人の情報が魅力的」となって登録したわけではいわけですからね。

 

当然、そういうメルマガ発行者の本を出しても、売れないですよね。

 

そして、そういう売れない出版が増えたことで…。

徐々に出版社は、メルマガ発行部数を出版するかどうかを決める目安にしなくなってきたのです。

 

 

メルマガ業界(?)も、あまりにも発行者が増えたことで、

メルマガ発行者が、玉石混交になってきまして、内容が薄い人の発行者の割合も増えてしまった。

 

それに、発行者が増えたってことは、競合が増えたってことでもあります。

同じ、営業に関するメルマガでも、100人しか発行者がいない時と、1,000人発行がいる時では、後者の方が、自分のメルマガが選ばれる可能性は低くなってしまいます。

 

 

内容の薄い発行者増えることで…。

メルマガで発行されている情報に関する信用が失われ、読者のメルマガ離れが増えた。

 

それに加えて、競合が増えたことで…。

内容が良いだけでは、メルマガの購読者数を増やすのが難しくなったし、反響が悪くなった。

 

どんなにいい内容のメルマガを発行していても…。

メルマガ発行サイトに行くとメルマガ数が多すぎて、自分のところまでたどり着いてくれなかったりするから、購読者は増えない。

 

かといって、システムを使って購読者を増やしても、そうやって増えた読者は、発行者の情報を深く学びたいと思ってない層なので、セミナー告知などをしても反響が悪いですからね。

 

 

そのタイミングで登場してきたのが、blogだったんですね。

メルマガで良い情報を発信していたけど、読者数の頭打ちと、反響の低下に悩んでいたメルマガ発行者は、一気にblogになだれ込んでいったのです。

 

 

新しい媒体には、アンテナの高い人が集まりますい。

マーケティングで言うところの、イノベーターやアーリーアダプターが集まるわけです。

 

そして、アンテナが高い人ってのは、反応がいい!んです。

 

 

結果、メルマガ業界からは善い情報を発信する発行者が減り…。

メルマガ発行大手サイトは、広告費が減少することで、有料メルマガに舵を取っていくわけですが、それは本題とは別の話になってしまうので、現時点では割愛させていただきますm(__)m(後日、お話しさせていただくかも…です)

 

 

その後、blogに注目した出版業界が…。

いわゆる売れてるブロガーに出版依頼をする流れになっていくのですが…。

長くなってきたので、それはまた、次のお話で。お楽しみにです。

 

 

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