こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの、にのまえ遼です。

自費出版と商業出版を判断する3つ目の基準
それが「内容」です。


これ、以前のblogでも少しふれましたけど、ここに強いのが自費出版。

個人的には、
「自費出版:☆☆☆☆」「商業出版:☆☆☆」だと思っています。

自費出版は、基本的に出版にかかる費用は全て著者が出します。
出版社の利益は確保されているので、基本的に内容に訂正が入ることは有りません。
ただ、反社会的なものだと、お断りされる場合もあるので、☆4つ。


商業出版の場合、新人著者さんの本を出すのに、初版印刷部数によって異なりますが、ざっくり300~400万円くらいの費用を負担します。
当然、出版社は、この投資金額を回収しないと困るので、売れる本にしようとする。

だから、「もっとこうしたほうが」「こんな内容も入れたほうが」「この部分は削ったほうが」といった意見が出てくることがままあります。

でも、基本的に、著者が書きたいと思っているのと、まったく異なる内容になることは基本的にはありません。
著者が書きたい内容を、売れる本にするためにアドバイスが入る…という感じですから、☆3つですね


もし、「どうしてもこの内容を世の中に発信したくて、それは1㎜もゆずれない」というのなら、自費出版の方がお勧めですね。

例えば、これ、時々、本当にある事例であるのですが…。
60代とか70代くらいの社長さんが、自分の自叙伝を作って、社員や取引先、家族やお孫さんに読ませたい…というご相談だと、やはり、自分の書きたいように書きたいでしょうし、印刷部数もそれほど多くないので、自費出版をお勧めするようにしています。

でも、出版の目的が、例えば、「新規顧客の獲得」や「新しい市場の開拓」などでしたら、自分が出したい内容を少し譲っても、商業出版にして、出版社からのアドバイスを受け入れたほうがいいと思っています。

出版社の担当は、たくさんの本を手掛けてきている人が多いですから、タイトルも含め、どんな内容にすれば売れやすくなるのかを把握しています。
その意見を取り入れて、売れる本にしたほうが、目的を達成しやすくなりますからね。(出版は目的ではなく、あくまで手段ですから)


ちなみに、出版社によって異なるので、一概には言えませんが…。
1冊目、もしくは、1冊目と2冊目が売れると、あとは本当に著書が書きたいものを書かせてくれるところが多いです。

ですから、一冊目は、出版社のアドバイスを受け入れて、売れる可能性を高めておき、2冊目、3冊目で、本当に自分が書きたい内容を書くようにする…ってのもありだと思います。はい。

 

>>次回 出版で失敗しないために⑧ 自費出版と商業出版のコストの違い

>>前回 出版で失敗しないために⑥ 自費出版と商業出版の信用力

 

===============================================
出版をして「しまった!」と後悔しないために、
まず、「自費出版」と「商業出版」の違いを知っておこう!
バックナンバーはこちら
===============================================
出版の企画ってどうやって考えたらいいの?
企画書を作る前に知っておきたい、魅力的な企画を考える5つ発想法
バックナンバーはこちら
===============================================

 


↑↑人気ブログランキング、投票お願いします!(クリック)

 

■商業出版無料相談専用メール
商業出版を前向きにお考えの方、お気軽にご相談ください。
ninomae313@gmail.com