5月後半は運びの点前をしています。
掛物は「清寂心茶味甘」堀内不仙斎筆で短冊の軸装。
花入 時代箙、香合 出雲大社鰹木古材。
雲龍釜、釣瓶水指の取り合わせで
掻立鐶の扱い(釜)
釣瓶水指の蓋の扱い
広間、風炉、薄茶、運びの場合の中仕舞い
以上3つのポイントをおさらいです。今回盛りだくさんだね
水指が四方(四角)だから釜の敷板は丸です。
雲龍釜の蓋の摘みはちょっと変わってますね。こういうのを掻立鐶(かきたてかん)といいます。突起を伏せて置いて点前スタートです。
鉄釜共蓋は男子も帛紗を使いますので男子女子ともに帛紗で蓋を開けますが、帛紗越しに親指で鐶を持ち上げるようにして他の指は蓋がブラブラしないよう向こう側を押さえる。
鐶を持つのでなく鐶が通っている摘みを持つイメージです。
鐶だけ持つと 蓋がぷ~らぷらしてかっこわる。
蓋置に突起を伏せて置きます。
茶巾を釜の蓋に置くとき、茶巾の福溜(ぷっくりしたところ)で鐶を向こうへ倒す突起が上向き。
釜の蓋を閉めるときはまた突起下向き。これ逆にしちゃうと次にお点前する人が鐶が熱くって困るのよ。以上が紅雲庵の掻立鐶の扱いです。流儀によっても先生によっても扱いの詳細が変わるので ご注意ください。
雲龍釜、そんなに使わないから忘れちゃいますよね。次にまたすぐ確認できるようにメモしておきます。
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