お正月お稽古が続いています。
なるべく毎回違ったしつらえでおもてなししたいと思います。
立春の和歌のお軸に結び柳
今週からはこのお軸
めでたくかしく
めでたくかしく めでたくかしこと同じ。
「かしく」は手紙の結語に使われている言葉です。
漢字で書くと「かしこまりました」の「畏」
当て字にして「可祝」だという説もあります。
香合は牛車。
点前座は紹鴎棚 じょうおうたな
利休さんの先生である武野紹鴎(正しくは紹鷗、表示されない方は下の画像をご覧ください)が
好んだ=考案、デザインした大棚です。
こちら薄茶の初飾りです。ここから点前をはじめます。
畳の横幅いっぱいに大きく存在感ある棚ですね。
地袋付きで、この中に水指がおさまっています。
それを取り出したり仕舞ったり、柄杓や蓋置も仕舞ったり取り出したり
色々するので手数が多くややこしい点前なんです。
初飾りから一点前終わっての二飾り。
変わってないように見えて、左の地袋の中に柄杓蓋置が飾って(見えないけど)ある。
二飾りから点前をはじめて総飾りでお点前終わりの図
同じ棚でもお流儀によって飾りや点前が違います。
紅雲庵は表千家なので昨年の初釜にいらしたお裏さんが
いろいろな違いを見つけて「あららっ!」と仰ってましたね。
これから2~3週間はこの棚でお点前します。
あかね塾でお客のお稽古の方は変化のある点前をお楽しみにお出かけください。
点前のお稽古の方はイメトレ、思い出しておいてください。
茶の湯や和のしつらえにご興味がありましたら
「あかね塾」随時ご参加いただけます。
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instaguramは
紅雲庵からのイベント情報です
髪のボリューム大の方、
不器用だ~と思っていらっしゃる方にこそお勧めの
ロングセラー品のフラッグシップモデルで
庵主も企画を少々お手伝いしてます。