茶花がお好きな方が増えたようで、インスタグラムで#茶花を検索すると

皆さんがpostしたたくさんの画像を見ることが出来ます。

でもただ単に和風の花を和風の花入(茶の湯では花瓶とは言いません)に

入れた(茶の湯では花を活けるとも言いません)ものは、

それは茶花とは言いたくないんです。

茶花は茶の湯の床に荘る花と定義して

せっかくですから初歩的な茶花の決まりを覚えて入れてみてはいかがでしょう。

 

 

薄板」うすいた (注)敷板ではありません。

花と花入と薄板の三つの格を揃えて入れます。

畳床では薄板を敷きます。(籠花入を除く)

板床なら何も敷きません。だからちょっとつまらないんですよ、板床って。

 

薄板 基本の三枚

 

 

【真】 真塗(漆黒) 矢筈板、一番格の高い花入 例えば唐銅、青磁用

【行】 真塗蛤板 国焼で施釉の花入、例えば萩とか織部とか

【草】 木地蛤板 焼き締めの信楽や備前など

 

薄板は既製品で買えます。

 

 

 

 

他に表千家では【草】 丸香台 竹の花入用。

この四枚あれば基本はOK。

 

 

 

 

 

丸香台に竹の花入を見ると「表千家ね」とわかります。

松尾流では竹の花入に薄板は使われません。

お流によって違いがあって面白いですね。

 

基本の四枚が揃ったらあとはバリエーションで

例えば裏千家の好の糸巻とか

 

 

 

 

香盆を使うのもありです。

 

 

 

 

 

風炉の季節の籠花入に薄板は使いません。

これは織部が始めたことで利休さんも「それがいい」と認めたことです。

 

花がお好きな方はすでに花入をたくさんお持ちでしょうから、

基本の三種の薄板と丸香台を手に入れて花と花入と薄板の取り合わせを、

最初は決まり通りに、慣れて来たら施釉の花入でも姿が侘びてるから木地の薄板でとか

遊んでみると楽しいですよ。

 

お稽古やお茶会のお知らせを配信します。
紅雲庵公式アカウント よろしければお友達に追加してください。

 

友だち追加

 

 

茶の湯や和のしつらえにご興味がありましたら

「あかね塾」随時ご参加いただけます。
詳細はこちらをどうぞ下矢印

 

 

お稽古などのお問い合わせはこちらから

ご希望の日時を2~3お知らせください。

右矢印お問い合わせ

 (お問い合わせフォームが開きます)

 

instaguramは下矢印

instagram⇒kouunan

 

 


茶道ランキング

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ