利休さんのお命日は天正十九年二月二十八日、
この年は閏一月があったのでグレゴリオ暦(いわゆる新暦)になおすと
1591年4月21日になるそうです。
随分早いのですが旧暦を待っているとお雛さまと重なっちゃうので
申し訳ないけど早めに利休忌のしつらえでお稽古しました。
お席に入る前の1時間は利休さんの70年の生涯をかいつまんでお話。
利休さんの残してくださったお道具などのお話も併せて。
寄付掛物 菜の花と蝶 渡辺清画 風花庵雲阿賛
本席 宗旦筆利休像
楽天目茶盌で供茶 金毛閣古瓦写香合
利休好丸卓
花は日によって
経筒に雪柳と水仙だったり
椿だったり。
お菓子も日によってですがほとんどの日は
薯蕷の早蕨 川口屋製 器 青漆唐松喰籠
きんとん 芳光製 器 志埜手付 平正窯 高木典利造
川口屋さんがお休みの日はこちらでした。
干菓子
有平の鶯と松露糖 四方盆で
有平の蝶と 柚子風味のかるめら
器は 銀ろう文鍛銅皿 鬼頭正信造
侘茶の祖と言われる村田珠光が好んだ珠光棗、
茶杓は待庵のある妙喜庵士延書付の銘「一刻」
お茶盌は利休が好んだ黒楽と秀吉が好んだ赤楽と。
皆さん直前に利休さんにまつわるお話を聞いてくださっていますので
いつもより熱心でお道具への興味も深いように思いました。
このあとはお水取り、お雛さま、花祭りと4月の頭まで愉しい趣向が続きます。
お付き合いくださいね。
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