今頃はよく「いつから単衣のきものにしますか?」と質問されます。

普段着、お洒落着は着たいものを着たいようにすれば良いのですが、

茶会のきものとなるとそういう訳にもいかず、皆さんご心配なさいます。

特にきもの初心者さんはきっぱりと「〇月〇日から」と決められた方が楽なようですね。

 

 

流儀やそれぞれの宗匠のお考えもあるとは思いますが

紅雲庵のきもの暦ガイドラインは二十四節気に添ったものです。

 

二十四節気とは

太陰太陽暦で、季節を正しく示すために用いた語。
1太陽年を太陽の黄経によって24等分し、
その分点に節気と中気を交互に配列し、
それぞれに季節の名称を与えたもの。
日付は、年によって若干前後する。

 

二十四節気は農業の暦とも言われ、天候気温雨の様子などを知るのに最適なんです。

 

 

 

今年、平成30年に当てはめますと

5月5日 「立夏」から透けない単衣のきもの、

6月21日 「夏至」から絽や紗の透ける薄物にして

8月7日 「立秋」からは秋の雰囲気のある薄物、

9月8日 「白露」にまた透けない単衣に戻り

10月8日 「寒露」以降袷のきものに。

ほら、すっきりした。

 

 

5月5日から10月8日、単衣のきものの期間は案外長いですね。

この間に気を付けることは、帯揚げ、半衿は帯に添う。ということ。

 

帯が夏の透ける帯になったら帯揚げと半衿は一緒に夏物にします。

夏の帯で半衿が塩瀬とかはナシです。
透けない帯に絽の半衿もナシです。

 

 

きものの取り合わせ(庵主は「キモノコーデ」なんて言葉は厭だわと思います)

何をどう揃えてゆくか 初めての方のご参考に色無地を基本に書いています。

それぞれクリックで前に書いたブログをご覧いただけます。

 

茶の湯女子着物事始 

 

茶の湯女子着物事始 単衣のきもの

 

茶の湯女子着物事始 薄物のきもの

 

ベースになる一年分を賢く揃えてゆけば、そんなにたくさんいらないものです。

 

 

もちろん、縦に長い日本列島ですし、海外できものをお召しの方もたくさんいらっしゃるので

この二十四節気に添ったきもの暦ではどうにも暑い!寒い!色々あるでしょう。

地域差は地域の先輩にご相談ということで!

 

 

 

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