「お茶の約束は死んでも守れ」と教えをうけています。
過去に茶会の前日に席主が亡くなり、でも中止にはしないから手伝って欲しいと言われ、
ドレスコードは 黒の帯 きものは時候の茶席にふさわしいもので とのことで
紋付訪問着に黒の帯でお手伝いに伺ったことがあります。
たとえ席主がみまかってしまわれてもお茶会はあります!なんです。
お客さんで行くときはどうでしょう。
約束していたのに行けなくなっちゃった。
理由はさまざまでしょうが、行けなくなったという事実は同じです。
一番にはまず名代を立てる、つまり代わりの誰かに行ってもらう。
お客の人数の少ない茶事や小寄せの茶会ならこれしかありません。
常々、お茶好きで暇な人リストを作っておかなくちゃいけませんね。
代わりの人がどうしても見つからなければやむなくキャンセルですが
その場合どうしましょう。
庵主はキャンセルしたことが無いので伝聞ですが、茶事や小寄せでは
詫び状に菓子折りと当日の会費を添えて席主にお渡し が通常のようです。
今後もお茶のお付き合いを続けたければそれ位はするのが常識ということかな。
お茶のお付き合いは本来、呼んで呼ばれてなのです。
招待されたらお返しにご招待する、また招待される~~~と続くもの。
でも現在では住宅事情もありそういうのは期待できません。
誰もが懸釜してお客さんを招くことができるような状態にないので
「会費」システムができたのだと聞いています。
お茶会の会費というものは
その日のお茶とお菓子やなにやらの代金に支払うものではなくて、
「お招きいただきありがとう。私はあなたをご招待できないのでこれでごめんね」が
お札に姿を変えていると思うべきです。
ですから仮に会費が5000円だとして、席主が年下だったりお茶の後輩だったり、
格別のおもてなしで嬉しかったと思えば8000円でも10000円でもお包みする。
古風な考えかもしれませんが、そういう風になさる方もまだまだいらっしゃいます。
お茶会で受付などなさる方はくれぐれも「お釣りですね」と仰らないように。
お茶の約束は死んでも守る。
守り続けていきたいですね。
庵主がこの「茶の湯とお金」というテーマのブログを書くと
「お金のことばかり言って、茶道の精神性が失われます」みたいなコメントを
わざわざ匿名アカウントを作ってまで入れてくる方がいらっしゃるのですけど、
第一「茶の湯とお金」テーマで書いているわけで。
言いにくい、聞きにくいけど聞いておきたいのが「お金の話」
そこまでお金を不浄扱いしなくても ねぇ。
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