ときどき、茶道教室や華道教室に通う方から伺う「お稽古をお休みしても月謝は払うってヘン」てお話。
そもそも「月謝を払う」という言葉が出る時点で気持ちの問題がって思います。
月謝は「払う」ものではなく「納める」ものよね。ま、そこは脇へ置いといて。
「お茶はいくらお金が掛かるか分からないから」と茶の湯、茶道を敬遠される方が多いのです。
「お稽古をお休みしても月謝は払うってヘン」いわゆる「空月謝」お休みしても納める月謝について考えました。
昔は何でも一年分、貰う方もお給料(現金じゃなくてお米だったとしても)、
払う方も呉服やお酒なんかもお店が帳面につけて大晦日にまとめて集金。だったでしょう?
だから多分お稽古事の謝礼も一年分、つまりお稽古事の先生たちは年俸制だったと思うの。
つまり一年分のお稽古教授料は一年分まとめて納めていた。それも前払い。
「一年間よろしくお願いします」と一年分先に納める。
学校の学費と一緒です。学費は期日前に納めなければ学校へ通えませんよね?
それを月割りで納めるようになったので「月謝」つまり月ごとの謝金と呼ばれるようになったのではないかな?
と、庵主は推測します。
そしたら、一年分のお礼を月割りで納めるわけだから、お休みしても納めるって納得できませんか?お休みした分を納めないのなら月ごとの金額が増えるのが道理でしょ?それが増えないのだから。
お休みしても納める月謝、いわゆる空月謝というもの、その教室それぞれに採用しているところとしていないところとありまして、先生によっては次の月にお稽古回数を増やしてくださったりもあります。
入門の前にきちんと聞いておくことが大事です。
そういうのが厭だと納得できないのならチケット制の教室を探しましょう。
そして、「お稽古を休む」ってことを軽々に思わないでください。
本人は「行かないだけ」ですが、先生方はそうじゃないんです。
様々な準備をして時間を取って待っています。お掃除から茶室のしつらえ、お茶、お菓子、お花などなどなど用意があります。
それぞれにその方にあったお稽古内容も考えています。
これらは先生方にとっては仕事とはいえ大変な負担ですよ。
「お稽古に参ります」と「どうぞ」の約束をしたわけですからゆるくても契約です。
そもそもお稽古は休まないのが大前提ね。
休まなければ空月謝で首をひねる事もありません。
紅雲庵はチケット制お稽古です。毎回お稽古前にチケット1枚お納めいただきます。
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