茶事、茶会に招かれました。お伺いしました。愉しかった。やれやれ~。
きものを脱いでごろ~ん としてちゃいけません。はい、後礼しなくちゃね!
お礼、お礼、礼に始まり礼に終わる茶の世界です。
前礼後礼でセットになっております。
文字通り茶事、茶会の前に伺いますよとご挨拶するのが前礼
終わった後のありがとうが後礼。もちろんお客さまから亭主へ向けてです。
ただし大先輩をお呼びした時などは亭主からすることもあるでしょうね。
不特定多数向けの大寄せ茶会では必要ありません。
このごろ小寄せの茶会の案内はメールで届くことも多いので
そういう場合は後礼もメールでいいと思います。
でも茶事茶会の後はお片付けで亭主はバタバタしてますから「返信無用」と
やさしく付け加えてあげてください。
礼状というものは一方通行で返事が無いのが基本ですが
メールやメッセージはなかなか読み捨てに出来ないようで、メールでお礼するとまた
お礼への返信が来てそれにまたお礼して~~~みたいなお礼無限ループ状態になるのよ。
亭主が茶会の様子をブログなどにUPしてらしたらそこへ後礼代わりに
コメントするのがベストじゃないかな。
参加者の皆さまそれぞれの感激ポイントって違うもので
あ、この方はこう感じたのね~なんて比べて茶会の後も愉しめる。
ご招待を手紙でいただいた場合は後礼も手紙でしょう。
ここで字の綺麗な方や俳句が出来る方、絵が描ける方は羨ましい。
拝見したお道具のスケッチなど喜んでいただけそう。描きたいわ、描けないけど。
過去に庵主の会のお客さまが俳句をくださったことが何度かあります。
例えば秋に平家物語・祇王寺・紅葉つながりの趣向で一服差し上げた茶話会には
「納経の巻緒の五彩秋うらら」
庵主はこの日平家納経写しの帯締めをしていたのでそれを目に留めてくださっての句。
嬉しいですね。伝わりましたか!って。
さすがの大先輩、お見本にさせていただきます。
初心の方向けにご注意申し上げると、礼状の主題は「亭主へのお礼」であるってこと。
懐石のあれが美味しかったこれが美味しかったはいけないの。
お菓子が美味しゅうございました。これもいけないの。
亭主は料理屋でも菓子屋でもありませんでしょ。(手作り懐石とか手作り菓子とかなら別)
どうしてもそこんとこを書きたいのなら、そういう注文をした亭主スバラシイ!まで持って行く。
お道具だけめっちゃ褒めもいけないの。
そのお道具を引き立つように使われた亭主スバラシイ!ね?
お道具を作ったのは職人なんだから。
庵主も最初の頃は先輩に礼状の添削をしていただいてたので
この地雷を踏まずに済みました。
はい。後礼が済んでやっと茶事、茶会は無事終了です。
思い切りごろんごろんしてください。
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