今回のブログ作成のきっかけは下記の
あるタレントさんの投稿がきっかけである。
個撮はすぐ埋まるのに団体は埋まらないと自分は"団体が課題"になるわけで、、
— 永瀬永茉 (@nagase_ema) June 13, 2026
必然的に団体が増えて個撮は減ります😭
そして埋まらないからと撮影会自体が減ります…悪循環はどうにか避けたい🥲
こちらのモデルさんではないが
最近、2回だけ個撮に行ったことがある
モデルさんの個別、団体撮影会が消滅した。
(大撮にしか呼ばれなくなった)
これは、個撮でも埋まりが悪かったのに価格を上げ、
団体撮影会枠を設けたことが原因であった。
個撮でも埋まらないのに、団体を埋めようとするのは
無理がある。個撮を埋めるだけの集客力もないのだから。
(このモデルさんの場合はそもそも現場におけるファン
への対応がひどかったのもあると思うが・・)
今回の問題は前述の問題から一歩進んだところの問題
である。この問題について筆者は以下の返信をした。
気になるツイートでしたので、突然返信を失礼いたします。団体が埋まらないのに、団体の枠が増えるのはなぜでしょうか。多くのモデルさんが同じ課題を抱えていると思いますが、個撮ですと、運営に問題が出てくるのでしょうか。ファンの需要の逆を行っているとは感じましたので、気になりました、、。
— RYOTA@団長💎🌷🍧🌸🐮🌻🍑🐇🦄🍺 (@oyachami) June 13, 2026
すると、第三者たるモデルさんから
リポスト、引用リポストがあり、
持論を述べられた。
その持論は鍵垢の投稿ゆえに、
詳細な内容は伏せるが
論点が「1:1のタレントとの時間」
という内容に絞られてしまった。
ファン側から見た場合の個撮以外の撮影形式
(今回は団体撮影会に限って記載)
におけるデメリットはそれだけではないので、
そのあたりも踏まえて、
ファン側から見た個撮、団体撮影会の
メリット、デメリットや透けて見える運営、
タレント側の事情を考察していきたいと思う。
第1:個別撮影会(いわゆる個撮)についての考察
前提として、新人モデルの場合は、ある程度、
大手撮影会のセッション形式の撮影会で顔を売り、
一定のグラドルファンに知ってもらう順番が多い。
そこで一定集客のめどがたったら個別撮影会に
移行していくことが多いのではないだろうか。
(撮影会そのものをやらない、出演させずに
ブランド価値を高く保っておく方針の事務所も
一定数あることを触れておく)
1:ファン側のメリット
(1)一対一の時間を過ごせる
(タレントに覚えてもらいやすい)
自分はカメラ(撮影)に対して
それなりにこだわる人間だが
推しタレントと話すことが第一、
撮影は二の次のファンも一定数いる。
(2)自分の好きな写真を撮れる
(自分の好きな環境で取れる)
(3)他のファンのことを気にしなくて良い
えてしてファンの中の人間関係にも
軋轢が生じることがあるが、個撮は、
この点を一切気にしなくて良い。
2:ファン側のデメリット
(1)相対的に価格が高い
それなりに業界で名前が知られた
タレントさんだと最低でも15,000円
以上が飛んでいく。私が経験した価格帯は
13,000円から30,000円だ。
(2)一定のコミュ力が要求される。
コミュ力が高いタレントさんなら
問題ないが、人見知りするタレントさん
であれば何回か通って慣れるまでは
ちょっと空気が重いかも?しれない。
3:タレント&運営側のメリット
(1)熱心な固定客を獲得するチャンス
が生まれる。
(2)うまく立ち回れば、その評判が、
口コミで広がって新たなファンを
呼びこむ可能性もある。
(3)(確実に売り切れる子であれば)
開催した枠の利益が予想(計算)しやすい。
4:タレント&運営側のデメリット
(1)時間に対しての利益が相対的には
低くなる(出にくい)。
(スタジオ費用や同じ時間帯に並行して
撮影会を行っているタレント数にもよる)
タレントが半日程度拘束される割には、
1枠に対してファンが1人しかいないので、
利益は団体と比較すると減る。
※この点はフリーのタレントさんであれば
広いスタジオを抑える必要がなく、
事務所から取られるマージンもないので、
個別撮影会でも利益を回収しやすいと考える。
第2:団体撮影会に関する考察
1:ファン側のメリット
個別撮影会に比べたら価格は安価。
そのため、個撮前のお試しとして
行ってみる場合に活用しやすい場。
距離をいきなり縮めるのが苦手な方向き。
とはいえ、本件事例の場合は団体でも1万円。
心理的に団体で1万円は厳しい。
参加定員を考える必要がある。
6名定員で1万円は高いと考える。
3名定員なら、まだわかるが・・。
※撮影会そのものにハードルが高く
感じられるファンも多い。
2:ファン側のデメリット
(1)会話がとぎれとぎれになってしまう。
(40秒~50秒回しだと1ターンで
話題を一つ終わらせるのは算段が必要)
(2)新旧のファンで差が出やすい。
(昔からいるファンが幅をきかせている場合
リピートする気をなくす)。
これはホントにそのタレントにもよる。
タレントによるファンの統制が取れていれば
問題ないのだが、タレント側が古くからのファン
の空気に居心地の良さを感じてしまい、
それに乗っかってしまうと、新規顧客は
参加しづらい。
(3)他のファンとの人間関係トラブル
自己主張が強いファンが多い場合に、
トラブルになるケースがある。
また、ファン同士の動線や写りこみにも
気を遣う必要が出てくる。
(4)自分の撮りたい絵が撮りづらい
光に対して顔を向ける方向等を
完全に計算できるタレントさんで
あれば問題ないが、相対的に、
自分の思い描く絵は撮りづらい。
(5)参加人数にもよるが、
個撮より撮れ高は少なくなる。
(6)広さがないスタジオに多数のタレントを
詰め込まれた場合、狭苦しい場合がある。
3:タレント&運営側のメリット
(1)個撮より利益が出やすい
(効率的に稼げる)
本件事例の場合は、団体で定員の半数
が来場すれば、個撮一枠分を超える
売り上げが期待できる。
チェキを撮ってくれるファンがいれば
その利益も2倍、3倍になりうる。
ただ、思うように集客できない可能性もある。
4:タレント&運営側のデメリット
(基本はそこまで手間取ることはないが)
撮影する順番の決定やタイムキーパーが必要
参加者の管理が、個撮に比べると多少煩雑。
第3:団体撮影会の集客に関する考察
個撮は埋まるけれども、団体は埋まらない。
この壁というのはよく見かける話だが、
これを埋めるためにタレント(運営)側
が何か工夫をしているということは、
ほぼ皆無といっていい。
ただ集まらないと嘆いているだけ。
ついには団体で集客できなかったら
撮影会がなくなるとまで投稿してしまう。
これはガチで応援しているファンでも、
眉をひそめてしまう投稿内容だと思う。
既存のファンにも圧がかかってしまう。
(タレントさんも運営から圧を
かけられているのであろうが)
嘆いてるだけでなくて、まずその原因を考察
する必要がある。私が知っているタレントさん
の中には、団体の枠を作っても、
そのデメリットをもろともしないぐらい
すぐ完売に持ち込んでいる方もいらっしゃる。
これは団体でも個撮と同等の満足感を
得られるような工夫がされているからである。
実例で紹介しよう。
1:団体枠の調整
まず個撮が確実に毎回売り切れるという
状況でもって移行する必要があるが、
いきなり1日の中で団体を複数枠作るの
ではなく、1枠だけ作り様子見する。
この1枠が売り切れなければ、
団体枠を増やしても集客できないのが
目に見えている。売り切れていないので
あれば下記に記載する工夫が必要である。
2:価格と定員の適正化
個撮が2万であるのに、団体を1万なのは
バランスに欠けると考える。
1万にするのであれば
定員を2名か3名に抑える必要があるのではないか。
個撮だと2万円で撮れるのに団体で1万円。
撮れ高や話す時間は2分の1以下になるのに、
価格は2分の1。定員6名でこの価格設定だと厳しい。
定員を6名で維持するのであれば、せめて、
7,000円から8,000円の料金設定
に落とす必要がある。
3:「団体」に来ればこれが撮れるという
付加価値の醸成
(1)衣装等
漫然と団体と個撮の衣装を同じ種類と
しているタレントさんは多く、
団体だからこそ撮れる衣装を設定している
タレントさんは、ほとんど見かけた事がない。
例えば団体でしか撮れない衣装を設定すること
で、個撮に来る方もプラスアルファで、
団体にも来てくれる可能性が高まる。
(2)雰囲気づくり
団体に来ても既存のファンの方や
タレントさんが受け入れてくれる
雰囲気は大切であると思う。
中には団体撮影会を古くからのファンが
仕切っている、なんて現場も見聞きする。
これではリピート率が減ってしまうだろう。
これは付加価値以前の問題かもしれない。
最後になるが、個撮のみの運用であっても、
インフルエンサー、コスプレイヤーさんで
グラビアモデルを遥かにしのぐ集客、
ファンサイトでの売り上げを誇っている
方もいらっしゃるので、そこは補足しておきたい
(団体より個撮のほうが好きで、やりやすい
というタレントさんも一定数いる)。
以上で今回の考察を終わる。