最強の広告を自社で出稿しろ!リスティング広告×マーケティング講座 -2ページ目

リスティング広告とは?

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、GoogleやYahooのような検索エンジンを利用した広告システムの事を言います。

検索エンジンを利用した広告システムにより、従来のターゲットの絞り込みが抽象的なマス広告よりも濃い見込み客を集客することができます。

Googleが提供するリスティング広告サービスを「Google AdWords」、Yahooが提供するリスティング広告サービスを「Yahoo!リスティング広告」といいます。

例えばあなたがダイエットグッズを販売しているとしましょう。ダイエットグッズを購入しそうな見込み客が検索エンジンで検索しそうなキーワードには「ダイエット」や「ダイエット グッズ」や「ダイエット 方法」といったキーワードが考えられます。

もう少し属性を広げれば「痩せる」「ネイル」「美容」といったキーワードも考えられます。

このように見込み客になりそうなキーワードをGoogle AdWordsやYahoo!リスティング広告に入稿することによって、GoogleやYahoo(提携サイト含む)でそのキーワードが検索された際に検索結果画面の広告枠に広告を表示させることができます。

また、検索結果画面だけでなく、入稿したキーワードに関連するホームページやブログ内の広告枠にも広告を掲載することもできます。(提携サイトのみ)



リスティング広告のメリット

リスティング広告は非常に優れた広告媒体でメリットが数多くあります。

掲載だけでは広告費がかからない

リスティング広告の課金システムは基本的にクリック課金型広告です。クリック課金型広告とは、広告がクリックされた(つまりホームページを実際に見られた)数に応じて費用が発生するというものです。

つまり、広告を掲載しているだけでは費用がかかりません。
※Google AdWordsは登録手数料500円のみ別途必要。

例えば折り込みチラシのような従来の広告であれば、広告を見られていなくても高額な広告費を支払わなければなりません。しかしリスティング広告では実際に広告を見てホームページに訪問された数だけの広告費を支払えばOKです。


費用対効果が非常に良い

前述しましたように、リスティング広告の特徴は掲載先をキーワード毎に細かく設定できます。製薬に繋がりそうなキーワードに入稿していくことにより、費用対効果の悪い掲載先に広告が掲載されることを避けることができます。

例えば大阪で税理士をしているのであれば、「大阪 税理士」というキーワードで検索されたときに広告を掲載するようにします。「大阪 税理士」で検索する人のほとんどは「大阪で税理士を探している人」、つまりあなたの広告にマッチしている濃い見込み客ですので、成約率が高くなり費用対効果が良くなります。

広告の単価は、キーワードにもよりますが1クリック数円~数百円程度と非常に安価です。リスティング広告を上手に運用していけば1クリックわずか10~20円で、一日数万人の見込み客を集めることも可能です。


広告を即時に自由にコントロールできる

従来の広告は、広告を掲載するには広告代理店を通し数カ月単位で契約しなければなりません。1ヶ月20万円の広告を掲載して、全く問い合わせがなかったとしてもその20万円は返ってきません。複数月契約であれば、効果がないと分かっていながら毎月広告費を支払わなければなりません。

しかし、リスティング広告は管理画面上で簡単に自由に広告の露出量をコントロールすることができます。数分のタイムラグはあるものの、「今月はちょっと広告費が厳しい」という状況であればクリック1つで広告の掲載を停止することができます。

もちろん広告の再開も1クリックで自由に可能です。また、広告の掲載のON・OFFだけでなく、クリック単価の変更や入稿キーワードの追加・削除・変更、広告文の変更も一瞬で可能です。


この他にも数多くのメリットがリスティング広告にはありますが、大まかに挙げるだけで以上のようなメリットがあります。



リスティング広告の注意点

リスティング広告は非常に優れた広告媒体ですが、利用するにあたっては以下の点に注意する必要があります。


広告代理店を利用する場合

リスティング広告の掲載を広告代理店に依頼する場合、通常以下の費用がかかります。

・初期設定費用 5~20万円
・掲載手数料  広告費の20%

この報酬設定が何を意味するかわかりますでしょうか?詳細な解説はここでは割愛しますが、リスティング広告の特徴として「品質の良い広告は品質の悪い広告よりも安い単価で良い広告枠に広告を掲載してくれる」というものがあります。

広告の品質は、広告のクリック率であったり、キーワードや広告分の関連性であったりと様々な複雑な要素で決定されるのですが、リスティング広告を運用していくにあたっては、この広告品質向上への改善が欠かせません。

1クリック100円で100アクセス集めるよりも、広告の品質を改善して1クリック50円で100アクセス集めたほうが得なのはいうまでもありません。

しかし、残念ながら多くの広告代理店では広告の品質改善作業は行ってくれないことも多いのが現状です。広告代理店は広告主が使った広告費に応じて報酬をもらうので、広告の品質改善をして単価が下がることは自らの報酬が下がることを意味するからです。(もちろん全ての広告代理店がそうというわけではありません)

ですので広告代理店にリスティング広告の掲載代行を依頼する場合は、優良な広告代理店の見極めが必要になります。


自らリスティング広告を運用する場合

リスティング広告は広告代理店を仲介しないでも、法人・個人問わず誰にでも簡単に出稿することが可能です。ただし、リスティング広告は運用スキルによって広告効果が大きく変わります。

広告の運用スキルが低い場合、広告運用スキルが高い人よりも高い広告単価で広告費がかかることになったり、費用対効果が悪くなったり、広告の露出数も制限されたりします。

広告を一度出稿してしまえば終わり、ということではありません。しっかりと正しい知識を付け、広告の改善を行っていくことによりどんどんと良質な広告に成長していきます。

しっかりと広告を運用している人としていない人では顧客獲得コストが数倍変わるということも決して珍しい話ではありません。



リスティング広告を自社運用することのメリットとは?

リスティング広告は広告代理店を使わずとも、個人で簡単に出稿ができるようになっています。

自社運用することにより、広告代理店に高額な手数料を支払う必要もありません。

また、あなた自身が管理することにより、「広告費を多く消化すること」を目的とせず、「利益を最大化すること」を目的とした広告運用をすることができます。