警察は内部犯行とみて捜査していますがいまだ解決には至っていません。
事件は
去年5月広島中央署で詐欺事件の証拠品として会計課の金庫に保管されていた
現金8572万円が盗まれているのが見つかったものです。
犯行時期については捜査員が金庫から現金を取り出して確認した3月15日以降とみられています。
捜査関係者によると
金庫の鍵を保管していた机の引き出しには
ドライバーのようなものでこじ開けられたような跡がありました。
また、会計課長は当時の規定に反して引き出しの鍵を持ち帰らず
鍵を会計課内の別の場所に隠して退庁していたことがわかっています。
警察は金融機関に約5万8000件の問い合わせをしたほか
警察官やOBなど約600人に聞き取りするなどして犯人の特定を急いでいます。