今日は食塩のお話です('ω')ノ

 

 

塩味は料理を美味しいと感じさせてくれる味ですね

 

減塩といわれる背景には何があるのでしょうか

 

 

それは生物の進化の過程での住環境の大きな変化が関係しているようです

 

もともと海の中で生命が誕生したといわれており、ナトリウムの豊富な海の中でナトリウムを利用して生活をしていたということですが、生活は陸上へと移り、ナトリウムを節約しないと生きることが出来なくなったことで、生命を維持するためにナトリウムを有効活用するように体が進化したといわれています

 

人類としては旧石器時代までは狩りなどで得た食べ物を中心としていたため、食塩としては1日に2g以下の摂取量であったと考えられています

 

その後、定住をする生活をはじめて、農作物を食するようになり野菜を多く食べるようになると、カリウムという栄養素をたくさん摂取することとなります

 

ナトリウムはカリウムがあると体内への吸収が減ってしまうため、ナトリウムの欠乏が起こったとされており、このころから塩水から塩の結晶を作り出して、体調を管理をしはじめたのだということです

 

 

 

食塩は、中毒性があると言われるほど美味しいと感じる調味料であり、生命を維持していくために欠かせない栄養素でもあります

 

 

塩と利用した保存食は世界各地にあり、日本の食文化においても、食塩と密接な関係にあり、食べ物を保存するために塩を多く使用していました

 

日本において、昭和20年代後半から30年代後半までの日本人の1人の食塩の摂取量は1日に20gを超えていたということです

 

 

現在日本では健康増進法などが施行され、生活習慣病の改善を勧めています

 

現在では1人が1日に摂る食塩の量は、平均で約10gくらいと言われていますが高血圧など血管への影響はまだまだ改善できると考えられており、健康維持のために減塩が推奨されています

 

現在の日本人の食塩摂取目標量は

成人のでは 男性で7.5g 女性で6.5g となっています

 

 

 

生命の誕生以来、長い長い間利用し続けてきたナトリウムですが、健康を維持し続けるために、控えめにすることが望ましいとされています('ω')ノ

 

 

減塩に特化した食品なども種類が多くなってきましたので、手に入れやすく減塩生活に変えていくことができるので嬉しいですね

 

梅干しもマイルドになりました('ω')ノ

 

 

減塩は、はじめはきつく感じます

 

徐々に減らしていくことで体が慣れていきます

 

 

繊細な味を感じられるようになっていきますので続けていきましょうね

 

 

食欲がなくなったりと食べることが出来なくなると欠乏することもありますので、必要な分はしっかりと食べるようにしましょう('ω')ノ