まず、主人公は拾われ子で、喘息持ちのインキャな女の子(+中二病)。
あまりの鬱っぷりに、田舎に療養することに。
そこで、ある豪邸を見つけて、そこに住んでいるブルジョア女の子マーニーと出会う。
マーニーと毎日、ボート漕ぎや、マーニーの姉主催でその豪邸で開かれているパーティに参加したりして遊んでいくうちに、互いに親友と言える間柄になった。
(シンデレラ症候群?)
しかし、ある日突然マーニーは現れなくなり、代わりにその豪邸には別の家庭が住むようになる。
主人公は、マーニーは自分が作り出した都合の良い空想上の女の子だった事に気づく。
(まぁインキャ(+メンヘラ)に魅力を感じて寄り付く奴なんている訳ないからなぁ)
気づいたが、主人公はメンヘラなので、再びマーニーが主人公の前に現れる。
再び現れたマーニーに対し主人公は、私って拾われっ子でかわいそうな女の子なんだよ、屑な女の子なんだよ、それに比べてマーニーってリア充でブルジョアな勝ち組だから羨ましいんだが、と不満をぶちまける。
それに対してマーニーの方は、主人公は幸せで立派な女の子なんだよ、むしろ私の方が家庭環境最悪で惨めな女の子なんだよ、だから主人公はもっと自信をもっていいんだよ、と諭してくれる。
(はいはい、現実逃避乙。インキャはインキャですから。)
そうこうしていくうちに、自分はクズじゃないんだ、幸せなんだと、自信を取り戻して鬱を脱出する。
で、実はそのマーニーの元ネタは何だったというと、実際にその豪邸に住んでいた事のあった祖母の昔話をモチーフにしたもの。
一応鬱は脱出できたので、札幌の実家に戻ることになった。
その帰り際、マーニーが豪邸の中から手を降っているところが主人公には見えていた。(つまり、メンヘラは解消できずじまいだった)
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つかジブリ映画の登場人物のセリフ、棒読みすぎてイラッとくるんだが。
(バカにして説教たらされている感じがするからか?)
しかしまぁこれを百合ものって解釈する2ちゃんねらーってすごいなぁ。別に馬鹿にしているわけでなく、普通に驚きだわ。
ちなみに2ちゃんねらーによると、原作があるそうだ。
だから主人公ジャップなのに、アンナって名前だったのか。
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