自分がなりたい理想の姿になれなくて

悩んでいる指導者の人に伝えたいことは、

あなたに熱意や情熱が低いということではないです。

 

 

自分がなりたい姿になれない一番の要因は、

 

『自己評価』です。

 

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【なぜ自己評価が影響するのか】

 

 

人は1秒間に約2000個の情報を感知している。

 

 

もちろん全部を把握しているわけではなく、

8〜16個に絞られて脳に認識される。

 

 

それは脳の中核部分にある

 

「毛様体賦活系」

 

という神経回路の集合体によって

必要か不要か振り分けられている。

 

 

 

その振り分け基準は「死なないこと」

 

 

 

 

つまり、生きるために極力変化させないような裏付けを脳は集めようとする。

 

 

 

 

 

【自己評価の裏付けのため何が起きてるのか】

 

 

「カラーバス効果」という心理効果が働いている。

 

 

それは自分が今、興味があるものしか認識できないようにする、見えないようにしている心理効果です。

 

 

たとえば、

「試合中の分析力を高めたい」と思っていると、

 

 

・試合中に分析力が必要な場面をたくさん目にする

 

 

・分析力が低くて困る状況がたくさん訪れる

 

 

つまり、分析力を高めたい=今の現状は低い

という自己評価でカラーバス効果が発動しているので

分析力がない現実が目の前に現れる。

 

 

 

 

【自己評価を変えていくには】

 

①現状の自己評価に気づく

 

現状の自己評価に気づくための質問に答えてみる。

 

「あなたはどんな指導者ですか?」

 

この問いに対して3分ノートに書き出してみる。

 

書き出された回答の中に理想のなりたい姿がなければ、残念ですがその状態になることはない。

 

たとえ、今理想の状態になくても遅かれ早かれ理想の状態に自分はなると思えるかです。

 

 

 

②毎日、理想の状態を目にして言葉にする

 

⑴理想の状態をイメージできる画像を集めて毎日見る

 

⑵自分の自己評価を毎日書き出し毎日声に出して読む

 

脳は死なないために情報を選別するという機能を味方につける。

 

毎日目にしたり、言葉にすることで脳は「この情報は大切なんだ」と認識するようになる。

 

つまり、毎日繰り返すことで習慣化することで無意識化できる。

 

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あなたは熱意や情熱がない指導者では決してないです。

 

「自己評価」自分が自分をどう評価しているかが一番の要因だったのです。

 

 

自己評価が変わると、現実は変わる。