5月からは急に忙しさに襲われ
時間を見つけての本読みも
なかなか進まなくなりました
特に博多行きも減り
読書時間だったバス移動もなく
楽しみにしていた夜の会食も
パッタリと無くなった日々
そんな時期に読んだ本たち
今年の14冊目
「旅猫リポート」
有川 浩さんの作品です
初めて読む作家の作品でしたが
猫目線でみる旅の終着点は
涙が溢れました
出会いから別れまでの
仲睦まじい姿に
思わず羨ましいと感じ
最後までずっとそばに居てくれるナナ
心温まる優しい物語でした
そして
5月の海外出張中
行き帰りの飛行機で読んだ一冊
今年の15冊目は
「おいしいごはんが食べれますように」
高瀬隼子さんの作品
題名から
色んな美味しいご飯が
綴られた作品化と思ったら...
まったく違う職場の人間関係の話し
あまり後味が良い作品ではなく
登場人物にも共感できませんでした
ちょっと残念
でも芥川賞受賞作品です
今年の16冊目は
好きな作家の一冊を
「恋とそれとあと全部」
住野よるさんの作品です
期待して読み始めたものの
登場人物の名前が
最後まで馴染めなかった
あだ名とは言え
どちらが男でどちらが女?
テンポの良い会話だけど
自分には情景がイメージしずらく
頭の中の想像力がフル回転
気を取り直して
今年の17冊目
「ふたり この夜に息をして」
北原 一さんの作品
初めて読んだ作家さん
優しい人がそばに居てくれれば
自分も優しくなれる
だから
幸せを感じられるんですね
自分の傷を
秘密として抱えながらも
お互いが打ち解けていく
登場人物がみんな
また笑顔で会えますように
そして
今年の18冊目は
「星を掬う」
町田そのこさんの作品
どんなに他人が関わっても
自分の人生は自分だけのもの
それを素直に伝えられたら...
変らなければいけなくても
人って簡単には変れない
幾重にも心に積み重ねたものは
簡単には剝ぎ取れない
年月が経てば経つほどに...
苦しくても生きると言う
意味を考えさせられました
この期間に読んだ本たち
なぜか心が迷走する
自分の気持ちを表しているような
夏を迎えて
また新たな出会いがあることを願って