6月25日
通勤の車の中でいつも聞いている番組で、「うるる」ときた瞬間をファックス、メールで受け付けていて、読み上げていました。運転している主人にうるるとした事があるか聞いたところ、さすが27年だてに一緒にいないなと思いました。主人も私と同じ事を考えたようです。
22年前、長男が幼稚園の年中さんに入園し、初めての運動会。幼稚園は息子にとって初めての団体生活、友達も増えますが、いろいろと我慢も強いられます。
おかげさんで素直だった息子は幼稚園生活を楽しんでいました。運動会近くになって、お遊戯などの他に園外へ出て行くマラソンもあるそうで、その練習で5番目だったとか、3番目だったとか聞いて、本番は「僕1番を取るから」と約束をしてくれました。
いよいよ本番、年中さんの子供たち全員がいっせいにスタート、10分ぐらいか20分ぐらい立ったか忘れましたが、「1番の選手が戻ってきました」という園内放送、親たちの目はいっせいに門へ主人もムービーをかまえました。
1番目に飛び込んできた子供は息子ではありませんでした。主人は一生懸命に息子と違う1番の子を撮っていました。当時のムービーは昔のカメラのように片目で覗くタイプでしかも、モニターは白黒です。他人の子供でもわからないようでした。横にいた私は息子ではないと主人に言い、「そうか、じゃこの次くらいだと思うからずっと撮り続けているよ」といって撮り続けていました。2番の子も3番の子も息子と違って結局19番目のゴールで照れた様な顔でゴールをしましたが、何故か主人も私もなぜだか解りませんが「うるうる」来ていました。
たぶん一生懸命に育てた息子が、人の子と混じって競争をするまで育ち一生懸命に走ったわが子を良くやったという親の感慨とこれから男としてだんだん親の手を離れていくのかなという寂しさというか複雑な涙だったような気がします。
今の息子は会社に入って4年が過ぎ営業職を毎日元気にこなしています。