もう、タイトルを自分で書いておいてよくわかりません。
つまり、こういうことです。

そういえば、7月に 知床~網走~層雲峡 を、2泊3日で巡って来ました。
終日大雨でしたがね(笑)
ざっと、走行距離1,000km。
北海道はでっかいんだどう。
▼カムイワッカの滝


クルージングも雨で、ヨガ(嫁)と次女は船酔いでダウン。
生き残った長女と自撮りしたりして遊んでいました。


高架木道も大雨。

▼野生のクマさん

▼野生のシカさん

▼野生のセミさん

▼野生のオジさん

おっと、これは旅ブログではないので、こんなことではまた文字数が足りなくなりますね。
本題に戻しましょう。
もう、かれこれ4年前になるのですね。
実家のサンルームの屋根を補修したのですよ。(正確には床も窓もなので全部だね)
しかし、その年、2016年の冬は記録的な大雪。
ちょうど浜松へ2ヵ月間の出張中の出来事。
母屋からの落雪で、鬼舞辻無残にも直したばかりのサンルームの屋根は崩壊したのでした。
駆け付けたハウスメーカーの応急処置がひどい・・・

ガムテープ貼って、ベニヤ乗せただけですね。
しかし、このままでは雨漏りも酷くなってきたので、きちんと根本から対策を取ることにしました。

※写真はイメージです
娘婿
『お義母さん、次は直すなら、きちんと母屋からの落雪対策を考えにゃあなりません。』
義母
『はい。』
娘婿
『それなりに費用もかかります。高所での作業となるので、そこは業者に見積もってもよいですか?』
義母
『はい。』
で、さっそく3社に見積もったのですが・・・
エクステリア専門A社
『いや~既製品では、この高さでの屋根施工は無理ですね。そんなに長い支柱がないです。』
工務店B社
『これは無理ですね。やっても足場組んでの特注工事になるから、100万くらいみてもらわないと・・・』
工務店C社
『今はもうこのタイプのサンルーム自体がないんですよ。100万かけて直すならサンルームを解体した方がいいですね。』
一応、落雪による破損なので、火災保険で15万は下りたのですが、あくまで下りたのはサンルームの屋根補修費用です。
何度直したって、また冬になれば落雪で屋根が壊れてしまいます。
となると
サンルーム屋根修理 + 落雪ガード屋根施工
これを予算内で施工できるのは・・・
チラっ。

やっぱ俺か~い。
しかも、今回は高さが地上から5m以上の工事。
前回実家にあった足場では、到底高さが足りません。
この時点で、足場なしで挑むことが確定しました。
まずは、サンルームの屋根のポリカボードを、もう一度張り替えます。

これは、前回全部張り替えたので余裕です。

材料費は、ポリカボードとコーキング代くらいですからね。


よし、できた。

ここは、まだ高さはこんなもんです。
落ちても骨折くらいで済みます。
さて、問題はここから。
まずは現調しましょう。


これ何かと言うと、義父が生前にベランダを作ろうとしたようです。
しかし、基礎は束石を置いただけなので、このまま施工を進めなくてよかったね…という状態でした。


一部木材は完全に腐っていましたが、75mm支柱や束石などは再利用できそうです。
腐った材料から撤去します。

束石も抜いて再配置します。



まぁ、上に人が住むわけではないので、積雪で支柱が倒れない程度でOKです。
考えた結果、コの字型に支柱を組むことにしました。
水糸を張って水平を出し、穴を掘ります。



この穴にモルタルを流し込んで、ガッチガチに固めました。

1週間も放置すれば、ガッチガチです。


手前だけ束石が違うのには理由があります。
ここだけ掘ってみた結果、サンルームのアルミ支柱の基礎コンクリートがあって、それ以上掘れませんでした。
急遽プラン変更で、コンクリブロックと束石をモルタルで結合し、強度を出しました。



次に、側面の支柱を立てるための基礎を階段に設置します。

これは、もはや左官のお仕事です。



1週間放置してガッチガチになりました。
次に反対側の束石も、同じ要領で埋蔵します。

ここに支柱を立てるためです。

基礎が決まったら、支柱を束石とモルタルで固定します。


と、その前に、ここで材料の買い出しです。
ここからは気合を入れて、網走で購入した公式ユニフォームに着替えましょう。

よいしょ。

ここのホーマックは常連なので、マイスター工房の職人さん2人と仲良しなのですが、今回のプランを話したら『そろそろ独立したらどうですか?』と言われました。

光栄なことですが、独立も何も、IT系内勤の脆弱なサラリーマンです。

脆弱なサラリーマンですが、やっぱハイエース欲しいなぁ・・・

さて、作業に戻ります。
適正な距離であて木を咬ませてガッチリ固定します。

ツーバイ材を2本連結して、支柱間を繋ぎます。

ここで問題が。
再利用した支柱の反りと捻じれが酷く、設計より10mm以上ずれることが多発。
参考までに、家具工にとって1mm、大工にとって10mm は、致命的な数字です。
ツーバイ材の材料選びも、床に材料を置いて反りをチェックして材料選定するのは常識です。
しかし、再利用するからには、ここは無理矢理金具で連結するしかありません。

結構な高さです。

ここから先は、高所であるだけで、基本的には正月に作ったロフトと同じ要領です。




たまに手ノコで微調整したくらいにして。



まずは、枠組みが完成しました。
次に、防水・防腐のために塗装するのですが、サンルーム屋根のフレームが唯一の足場になっています。
養生してしまうと滑り落ちて死ぬな…と思ったため、窓だけ養生して、こぼれた塗料は後で地道に拭き取ることにしました。

思ったより塗料垂れるな・・・


命優先で、うっかり塗りたての柱に体重をかけた結果・・・

まぁ、仕方ないですよね。なかなか落ちない…
下回りも塗って行きます。



これでしばらく木材と金具は持つでしょう。
最後に、屋根材張りです。
ここで、お気付きでしょうか。
この高さ、何がキツイって、資材をひとりで上に運ぶのがキツイっす。
長尺脚立の天面に乗らないでください!という注意書きを無視して、中国雑技団のように重心を足元に集中しつつ、資材を上に運ぶ。
自分の身軽さと、バランス感覚に驚きました。
まだまだイケるぜ、42歳。
で、屋根材に何を使おうかは、かなり悩みました。
問題点1: 勾配は組めない
雪が落ちるように勾配を組むのが理想でしたが、足場がないので自身が屋根に乗って施工します。
勾配を組んだ結果、滑って落下したでは洒落にならないので・・・
問題点2: あまり重たい資材は運べない
1枚物のロールガルバで屋根を張るのは基本ですが、重いと上まで運べないのと、重い鉄板が滑って落下した際に巨大な刃物となっって自身に襲い掛かるのは、よくある事故です。
問題点3: ガルバは平屋根に向かない
低コストで錆びにくいガルバリウム鋼板ですが、勾配のない屋根材には向きません。
特にアルカリに弱いため、長時間水が溜まる場所では、それなりに腐食します。
勾配のある屋根材としてか、外壁材としては秀逸です。(20年前ですが外壁訪販やっていたもんで…)
結果、1820×910mm サイズで分割して運べる樹脂ボードを敷き詰め、連結部分を防水することで、下地に張ったOSB合板を水による腐食から保護することにしました。
樹脂材が寒冷地に強いことは、我家の物置が9回越冬したしたことが証明しています。

L字のアルミフレームで補強することで、地上11m、3階母屋の屋根から落ちる1tクラスの落雪にも耐えています。
つまり、こういうことです。

OSB合板を、厚さ3mmの樹脂ボードでコーティング。


念のため、構造的に弱い部分に2箇所、火打ち金物を入れておきました。


あとは合板を打つことで合成を上げます。


角は、ガルバL字フレームで補強します。
金切りハサミを持っていなかったので、ハンドニブラーで代用。


耐候アルミテープで継ぎ目を片っ端から防水します。




真ん中のラインは、テープが余ったので貼ってみただけであまり意味はなし(笑)


直射日光が当たり続けて高温になると樹脂ボードが伸びるので、樹脂ボードの浮き留めにビスを打っています。

また、直射日光が当たり続けて高温になると、裏面から水分が逃げられるようになっています。

今後天板の痛み具合を見て、補強は入れるかも知れませんが、いったんは完成です。
やろうと思えばキリがないし、正解がわからない。
まぁ、3年間応急処置のベニヤで耐えていたので大丈夫でしょう。
サンルームの屋根補修も含めて、7万円で済みました。
そして、再利用がボツになった古材と端材で、80kg相当の薪ができました(笑)

これは友人の所有する山にDIYしたピザ窯の薪として、有効利用します。
ピザ窯のDIYについては、また次回!!
