エンジンに取り掛かる。
マスキングを施し 屋外ブラスト
水&強力洗剤で洗浄
乾燥 の後、
腰上を分解。
(ここで)相棒2が、「モリヤスさん、ちょっとピストン見てください」と言ってきた。
「なんだ?どうした!?」と聞くと、
「結構な縦傷があるんですケド、使えるんスかね!?」
との報告だった。
そんなはずはない!打ち合わせ時、オーナーさんからは
「乗らなくなるまで調子良かった。乗らなくなってもエンジンはよく掛けていた」
と聞いていた。
とりあえず、ピストンを見てみる。
スリーブの傷は“コンマ25では消えないぐらいの深さ”だった。
相棒2がネットで調べると、「バンバン(のピストン)はこのぐらいの状態で普通に走っている」といった内容の記事を幾つか見つけた。
「どうやらそうらしいですよ!」と言われたが、私はこのピストンを組む気にはなれなかった。
インターネットと私の検索能力を駆使して“1mmオーバーサイズのピストンとピストンリング”を同時に見つけた。
オーナーさんにテレフォン
“1mmのオーバーサイズにすること”と“予算の増額”を了承してもらった。
御客様にとって最善・最良を判断&提案し、金額を提示することが営業マンとしての私の仕事だ。
「なんとかなったゾ!!作業を進めてくれ!!」
と、相棒2に伝えた。
クランクケースを『秘儀!バラさずの塗装』でシルバーに!
その後、カバー類を外してシリンダーヘッド・シリンダーと共に塗装する
ギンギンギラギラシルバーだ!!
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