シートを張り替えに出す。
シート無加工時
ジュリアーリっぽくて、これはこれで良いのだけど、このGS550Eのコンセプトは、
『チョイ悪ing(チョイワリングまたはチョイワルアイネヌジー)』
なので、変更する。
シート屋さんに『凝りに凝ったコリコリの指示書』とシートを一緒に出す。
第1回目フィッティング
おおむね良いが、真ん中の山がチョット高い・・・。
高さを指示してあんこ形状はOK!!
皮を張ってもらう。
数週間後、完成品が納品された。
「これでもか!!」という数のサイドの鋲が“悪ぶる男達”の感性を刺激する!!かもネ・・・
シートを取り付けて完成!!
スピード&タコメーターリビルド済み!!
イメージしやすいように、駐停車風画像を撮ってみました。
こんなのが、コンビニや道の駅やサービスエリアに停まっていたら視線釘付けになること間違いなし!!
さすが『いろどり屋』
曇天の空も見事に映しだす鏡面な仕上がり!!(自身の車両・周りの車両と見比べてみな!)
GSシリーズに乗っている人ならわかる、このエンブレムで生かす意味!!
クラッチカバーにも周りの風景が反射している!!(自身の車両・周りの車両と見比べてみな!)
コチラのジェネレーターカバーエンブレムも同じ。このエンブレムを生かした。
店頭およびGooBikeに掲載して絶賛販売中です!!
GooBike掲載ページ → https://www.goobike.com/spread/8201743B30220624001/index.html?disp_ord=4
~~ エピローグ ~~
「イイのが出来たな!!!」
今回の『SUZUKI:GS550E』は心の底からそう思う。
今現在は『旧車ブーム』真っ只中。
私から見れば何回目か・・・何周目なのか・・・。
その時々で“先頭を走る車両”と“仲間に入れてもらえない車両”があったりして面白い。
当たり前の事だが『旧車ブーム』は“旧車というカテゴリー”なので、その都度ブームを引っ張る車両や仲間に入れてもらえない車両はあっても、新たな車両が加わることはない。古い名車はもう掘り尽くされて無いからだ。
“免許制度に縛られたバイク乗り”&“見栄っ張りのバイク乗り”の頭の中にほぼ550ccは無い。
あるとすれば『HONDA:CBX550FとKAWASAKI:Z550FX』ぐらいのものだ。
どちらの車両も“400ccが爆発的に高騰して目を向けた”だけで本質は見ていない。
『大型自動二輪免許を持っている者なら400と同じ大きさ・同じデザインの車両を400より安く買える!』
そのぐらいの認識だろう・・・。
そのお陰と言ってはなんだが、埋もれていた『SUZUKI:GS550/GS550E』。
GS400(E)・GS750(E)・GS1000(E)全てと、車体のサイズ・エンジンがまるで違う。
「550のために設計・製作されたフレーム」「550のためだけに設計・製作されたエンジン」
その事実にスズキの気合と情熱を感じずにはいられない。
「GS550(E)は本当にイイバイクだ!!増える事のない旧車カテゴリーの末席に、仲間に『SUZUKI:GS550/GS550E』は入れて貰えないだろうか・・・。」
そんな思いで今回のGS550Eは製作したつもりだ。
いつの日か、「大型取ったら俺GS550に乗るんだぁ~!」という人が出てくる事を願っている。
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