GS750:【完】旧車の『国内』と『逆車』について | M.B.A.E.S

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現在製作中の車両・現在販売中車両・過去の販売車両を「どのように何をしたか」といった作業内容・詳細を記した記録です。

シートが出来上がってきた

 

 

早速、車体に取り付ける

 

                        

気に入らなかった・・・

文章ではうまく伝わらないが、「ボッコン」なっているのが美しくない・・・

完成した物を一度も使わずやり直しさせるのは最低の人間がやる事だ。
最低の人間がやる事だが、不完全だと感じたモノを取り付け、販売する事は絶対にしてはならない。

シート屋さんに無理を言って、やり直してもらうことにした。お願いしまする






1週間後、シートが納品された

 

取り付けて、完成です!!

 

 

 

 

 

 

 

スズキ:GS750・初期型ブルー(
超絶!!カッコイイ!!


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~~ エピローグ ~~

今回製作したGS750は逆輸入車だ。
「今回のGS750を正当化するため」でもあるが、“逆車を『インディカ米』扱い”している人達に一石を投じたい。

全てのオートバイではないが、オートバイには 『国内モデル』 と 『輸出モデル』 がある。

現行車(90年~)の場合、リミッターの関係から“輸出モデル(逆輸入車)”が好まれる。

旧車の場合はその逆で、国内モデルが好まれるのだが、明確な理由は存在しない。

「国内!国内!」と鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てている人ほど、理由はトンチンカンだ・・・。

良かれと思って、逆車を販売している時、「逆車かぁ~国内なら買ったのにと発言した人(数人)に、

 

「なぜ、逆車じゃダメなんですかどうして国内じゃないといけないんですか

 

と蓮舫風に聞いた事がある。
理由は以下のようなものだった。

『国内の方が価値がある』

 所有物の価値は自分で決める。誰に何を言われようが、ブレてはいけない

『1度海外に出ているので、どんな扱いをされたかわからない』

 国内も同じ。そして、ウチのレストア車両に至っては不安視する事ではない。

『外人が乗っていた』

 「前彼が外人」という女性と付き合えない理由と同じ。 そして、ウチのレストア車両に至っては不安視する事ではない。

『マイル計だとわかりづらい』

 笑うしかない。

『先輩が「国内じゃないとダメだ」と言っていたから』

 連れて来い!!

 

番外編

☆ 「逆車は左がアクセルで、右にクラッチがあるので、操作が難しい」

☆  逆車は 左がブレーキで、右にチェンジペダルがあるので、操作が難しい」

☆  逆車はスピードメーターが右にあるので、わかりずらい」

「「Z-1も国内じゃないとダメだ」とバイクに詳しい整備の出来る先輩が言っていた」

「「MK-Ⅱも国内じゃないとダメだ」と バイクに詳しい 整備の出来る 先輩が言っていた」

「国内・逆車では全ての部品が違う為、今現在入手できる部品は国内モデルの物で使えない」

「レギュラーガソリンを入れると壊れるから」



当然だが、過去の車両には絶対数が決まっている。
日本国内に現存する数となれば、その総数はかなり少ない。
その絶対数を増やし、よりたくさんの人達が日本の旧車を楽しめるようになったのは、逆輸入車の存在が大きい。インディカ米とは違うのだ。

 

私に“バイクとの一体感”は無い。

どんなに乗っても、「バイクと一体になれた」と感じた事は1度もない。

私がバイクを好きなのは、

「自力(人力)では到底無理なスピードで、何かに抗うかのように前にいる物体を全て抜いていく」
そう体現できる乗り物だからだ。
ソレに国内も逆車も関係ないのだ。