KSR80:K180というタイヤ | M.B.A.E.S

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現在製作中の車両・現在販売中車両・過去の販売車両を「どのように何をしたか」といった作業内容・詳細を記した記録です。

ホイールにタイヤを組み付ける。
タイヤは検討の末、『DUNLOP:K180』を選択。
HONDA:FTR250』を愛機とする私には、このダンロップK180というタイヤに想い思い出がある。
今から23年前、東京では『YAMAHA:TW200』を主とする“トラッカーブーム”が来ていた。(当時は原宿バイクとしてテレビや雑誌に取り上げられていた) しかし、浜松ではその気配すらなかった・・・。
“死ぬまでに所有したい車両!!”の中にFTR250があった」事と、「通勤車両が欲しい」という理由から周囲の反対を押し切り、FTR250を購入した。
中古車だったFTR250は当然タイヤ(DUNLOP:K180)が減っていた。整備業界に飛び込んだばかりの私にはK180はオフロードタイヤにしか見えず、「悪路はおろか砂道すら走らない私には不向きなタイヤだ」と、他のタイヤ選択を考えた。先輩に「FTRのタイヤ替えたいんですけど、何かイイの無いですかねぇ」と聞いた。すると先輩は「K180はダンロップが売れてねぇFTR250為だけに10年以上造っているタイヤなんだぜ!!FTRに乗っている奴が他のタイヤを付けるなんてダンロップが報われねぇだろ!!と・・・。その一言で私はダンロップK180タイヤを履いた。
後にトラッカーブームが日本全国を席巻すると同時にFTR250とFTR250専用タイヤK180が脚光を浴び、GB250クラブマンやSR400などに無理矢理取り付けられた。
販売台数の少ない不人気車FTR250の為だけに、K180を造り続けてくれていたダンロップ社も少しは報われたのかな・・・。

 

                         

 

 

フレームという個の部品にホイール・スイングアーム・サスペンションなどの部品を取り付け、車体にしていく。

リヤサスペンションは純正新品を使用

                           

                       

 

何にが良いかは説明できないが、何かイイね!!