カットソー/染色で縮率が変わる | tx18のブログ

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ソフトな仕上げのままの淡い色に対し、黒は染粉で繊維の収縮が固めになります。そのため、淡い色は伸びやすく、黒は縮みやすくなる生地が多いようです。(染料濃度や染める時間などが原因だろう)

黒い生地で服を作る際、淡い色の縮率で作られたパターンを使用すると、色によって小さい服が出来てしまう失敗がありました。解決策として、全色の縮率テストを行い、黒の生地で縮みがあれば縮み分をプラスしたパターンを別に作成。確認サンプルを製作するようにしました。


また、各色別に採寸し確認を行い、大きく出来上がるものは、事前補正裁断や中間でカットする手間を加え、寸法を一定にするようにしました。(場合によれば別のパターンで裁断を行うこともある。)


それにより、原則黒または濃い色で確認サンプルを製作することがアパレルメーカー側の方針となり、高い評価をいただきました。