kisho shenさん のブログで読むきっかけを得た塩野七生の作品。2冊目となりますが、今回もconstanzeさん お勧めの中から選びました。
主人公によるところも大きいかもしれませんが、史実を丹念に調べ上げ、読む者を話の中に引き摺りこむような力を感じさせる作品でした。
■ 内容(「BOOK」データベースより)
法王の息子というキリスト教世界での異端児でありながら、チェーザレは枢機卿にまで上り詰めた。しかし、その象徴である緋の衣を脱ぎ捨て、真の目標に向け進み始める。剣を手にした彼の野望は「イタリア統一」。父や縁戚フランス王の権威を背景に、自らの王国樹立のために権謀術数の限りを尽くした若者の鮮烈な生涯を描く。「毒を盛る男」と断じた歴史の評価に対し「マキアヴェリズムの体現者」「行動の天才」という新しいチェーザレ像を提示した、初期の代表作。



