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美は乱調にあり――伊藤野枝と大杉栄 (岩波現代文庫)
1,058円
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「美はただ乱調にある。諧調は偽りである。」(大杉栄)瀬戸内寂聴の代表作にして、伊藤野枝を世に知らしめた伝記小説の傑作が、続編『諧調は偽りなり』とともに文庫版で蘇る。婚家からの出奔、師・辻潤との同棲生活、『青鞜』の挑戦、大杉栄との出会い、神近市子を交えた四角関係、そして日蔭茶屋事件―。その傍らには、平塚らいてうと「若い燕」奥村博史との恋もあった。まっすぐに愛し、闘い、生きた、新しい女たちの熱き人生。
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N○Kさんの番組で、伊藤野枝さんを見た。
(悪女伝説だったっけな)
悪女っていいよね...
響きがね...
聖女と呼ばれるよりは、むしろ悪女と呼ばれたい!
ってそんなことはどうでも良いですが、
明治~大正期の女性史ってすごーく激動で興味がつきません。
最近は朝ドラなんかでもここらあたりの女性を取り上げることも多いですね。
女性が目覚めた時期?
意志を持って立ち上がり始めた時期?
この時代の女性たちの闘いが、今の私達につながっていると思うと本当にありがたい...
とは言え、そんな現代でもまだまだ女性蔑視もあり、
男性と同等とはとても言えない状態ではありますが。
ただ、個人的には完全に同等になる必要はないと思ってて...
お互いの役割、それぞれの出来ること、を真摯にやっていけばよいのかな~と...
って私のジェンダー論とかどうでも良くてね。
伊藤野枝さんですよ。
何と言うか、男性を翻弄し良くも悪くも利用したファム・ファタル...的な感じですが、
残された写真を見ると必ずしも絶世の美女と言うわけではない。
もちろん美女だけがファム・ファタルたりうるかと言えば
そんなことはもちろんないんですが、なりやすいのかな、とは思ったり。
こちらの本では伊藤野枝さんの前半生が描かれます。
幼少期~結婚~辻潤との恋愛~離婚~大杉栄との出会い~辻潤との別れ...
まだいまいち、辻潤や大杉栄について知らないのでw、
このことがどれほどの意味があるのかは分かってないのですが。
とにかく自分に生きた人、と言う印象を受けました。
子供との関係や、「青鞜」に関する件など...
神近市子さんのエピソード、大杉&野枝がクズ過ぎやしませんか...
いやもう...ほんとこれ私でも刺すよ、たぶん...
その前に見切りつけるか?
でも心ってそれほど単純でもないし、つらいところ...
このあと彼女は大杉栄との人生を過ごし、最後には彼と惨殺されるに至るのですが、
まだ市子さん以外にその兆候は見えないのでこれからどのような後半生を過ごすのか。
続編を楽しみに、できるだけ早く読もうと思います。
そしてこれを機に、明治~大正期の社会派の活動、
大杉栄やその周りのことも調べてみたいですねぇ。
(たぶんやらないw)
