スロウハイツの神様(上) / 辻村深月 | ひかりこの読みログ

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スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)/辻村 深月

¥713
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内容(「BOOK」データベースより)
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。
アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、
そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。
好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。
空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。

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上巻は、ほぼほぼスロウハイツの紹介と、そこに住むことになった人たちの紹介、人間模様、彼らの性格、人物像、そんなものが語られます。


そして新しい住人が出てくるところで終わり。


どちらかと言うと、物語はそこから進んでくるので、
ぜひ続けて下巻も読むことをおススメします。


上巻では、狩野と言う青年がおもに語り手となり、
スロウハイツの主人である脚本家の女性、赤羽環を中心として繋がった、
不思議な住人達のことが語られます。


もちろん語り手は狩野だけではなく、他の住人たちも時々でその役を負う場合も。


うーん、私の文章ではあまり伝えられない...
読んですぐでもないしちょっと忘れちゃった...


赤羽環は、(私の中で)強くて賢い、人との繋がりを作るのが上手。
狩野は語り手だからか、ちょっとまだ客観的に見られない><
スーは、かわいくて家庭的、でもその性格のせいで自分のクリエイティブな部分を抑えちゃう女の子。
正義は、その名前の通り、正しくて堂々とした青年。
千代田公輝は著名な作家。
でも飄々とした引きこもり(笑。
あと一人、千代田の担当の編集者に黒田と言う人物がいるけれど、上巻ではあまり確認出来ず。


どうでもいいけど千代田公輝の名前って懐かしい動物のお医者さんの主人公、ハムテルと同じ名前ですねー。
読みは違うけど。って言うか本当どうでもいいですね><


ただ、私はこの「作家チヨダ・コーキ」を想像することが今ひとつ出来ず...


チヨダ・コーキが有名なのは登場人物達も含め人気の週刊誌に掲載の漫画によって。
現実で言うとジャンプ的な存在?
その週刊誌にはもう一つ人気の作品があって、その漫画家の方と対談したりしてる。
(こちらも原作者がいて、下巻でも出てきます)


でもチヨダ・コーキはただの原作者と言う立ち位置ではなく、むしろ著名な作家として描かれる。
そしてその作品は漫画化されたりするが、大人になるといつの間にかその世界から抜けている...


これって現実に当てはめると誰だろう。
ラノベ作家みたいなものでしょうか?
ラノベって漫画化とかアニメ化をありきで書かれてるものではないのですかね?
だからやっぱり漫画やアニメの付随的存在かと...


たぶん私がよく知らないだけなんですねぇ(´・ω・`)
もっと勉強します...


場所も椎名町だったりして、現代版トキワ荘的なものを目指しているのがよく分かる。
と言うことはこのあと皆さん出世をしてそれぞれに名を残すことになるんでしょうねぇ。


それにしてもこの人の作品は伏線が多いなぁ。
なんかわざと隠されてるからちょっともやっとする><


登場人物が意味深なことを言って、また違う人物が意味深に答えて、
「?」と思う登場人物がいたりいなかったり、そんな感じが多いです。
この作品に限らず。


もちろんこの作品でもたくさん伏線張られます。
今度から私が?と思ったことメモ取っておこうかな(笑


下巻に続くよ!(笑