
¥1,102
Amazon.co.jp
内容紹介
十九世紀から二十世紀にかけて、古い中国が新しい国家へ生れ変ろうとする激動の時代に、大地に生きた王家三代にわたる人々の年代記。(Amazonより)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第1巻の内容は、土地をベースに一代で財をなす、「王龍」の物語。
舞台は清代末期の中国。
動乱の時代の中で、市井の人々はどう暮らしていたか?
についてとても興味深いです。
個人的にもこの時代にはとても興味があって...
宋家の三姉妹とか、1911とか映画も見たり
蒼穹の昴や中原の虹、ラストエンペラー...
激動の時代だからこそのネタには事欠かないのでしょうが、
この作品はそんな中でも政治に関わらない一農民(の家族)の
姿を描いたと言う点で秀逸でしょう。
革命があり、飢饉があり、水害があり、それを強くたくましく乗り越えていく王龍とその妻。
中国の人々の暮らしや風俗が、ここからも分かります。
この妻がまた、素晴らしい。
って言うか働き者すぎ。
王龍の出世はもう完全にこの人のおかげ。
労働者の妻の鑑ですよ、本当...
よく子供元気に育ったなぁ~。
やっぱりかまい過ぎるのもよくないんでしょうねぇ。
作者は外国人ですが、とても中国を愛していたとのこと。
外国人である意味特別である作者が、ここまで書けるのは、
やはり人民の暮らしに深い興味を持って見ていたからなのでしょう。
にしても、働く労働者が労働の内容はいろいろあるけれど、
理由を見つけては少しでもお金をせびろうとしたり
少しでも怠けようとしたりする姿には苦笑です。
事実この通りだったんでしょうね~。
監督する立場はほんと、大変(´・ω・`)
辮髪が古臭い、と言われていたり、
どの辺の話なのかな~と歴史を紐解くのですが、
あまりはっきりとした答えは見つかりませんでした。
それはきっと、民衆の暮らしは時代と関係なく流れていく部分が確かにあって、そのことを強調したかったのかも、と自分を納得させる(笑。
もちろん革命や戦争などの大きな流れには少なからず影響はありますが...
(2巻では三男が軍人になりますし)
ともかく、中国の大地を愛し、大地から生命を得て、大地とともに生きてきた王龍。
でもその息子たちは、どうやらその大地から離れて行ってしまうようです...
二代目ってねぇ...いつの時代もねぇ...(o_ _)o.。oOO
待て次号。(笑