ロートレック荘事件 / 筒井康隆 | ひかりこの読みログ

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ロートレック荘事件 (新潮文庫)/筒井 康隆

¥594
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内容(「BOOK」データベースより)
夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。
ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。
二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。
一人また一人、美女が殺される。
邸内の人間の犯行か?
アリバイを持たぬ者は?
動機は?
推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。
前人未到のメタ・ミステリー。

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ああああああ。
だまされたよ。
ものすごーく気持ちよくだまされたよ(´・ω・`)

たしかにこれは評価が分かれるかも...
アンフェアって言われても仕方ないかも...

でも私は、「あり」だと思う。
途中までは、至って普通?のミステリだと思ってた。
ロートレックのイラストも入ってたりしてお得感もあります。

でもそのロートレックのイラストにもミスリードがあるかも、なんて気負ってたけど...
こんなに普通のはずがない、
何と言っても筒井康隆さんだし、
きっと犯人は奇想天外な人物に違いない!って。

そう思ってはいたけど。
このフーダニット、本当騙される...

この本で、ロートレックが障害を持っていたことも初めて知りました。
そしてその作品がなかなか手に入りにくいことも。

同じ障害を持った男性が出てくるのですが、
その心の闇はどこまでも深く...

ああもうこれ以上は書けない。
まだ読まれていない方はぜひご一読ください。

読み終わった後に、もう一度改めて読み直したくなると思います!絶対!
そして読み直してみると、作者の深ーい意図に気づくはず...

すごくおもしろいけど、絶対に映像化は出来ないですね(● ´艸`)