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内容(「BOOK」データベースより)
美月・26歳・未婚・OL・妻がある会社の同僚と不倫中。
英利子・34歳・既婚・専業主婦・子供なし。
バリバリ働く友人を最近眩しく感じている。
将来像を描けない不安を抱える美月と、単調な毎日に漠然とした不満を覚える英利子。
恋も家庭も仕事も自由な時間も、他人にあって自分にないものは妬ましい。
女はどこまで欲張りなのか。
結婚という選択はどれだけ女の人生に影響を与えるものなのか。
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今はやりのダブルヒロインものですね!
この方はダブルヒロインで書く形態が多いそうで。
たしかに二人の女性の対比、特にこんな真逆?な二人だと分かりやすいと言うか何と言うか。
ダブルヒロインのよさって、どちらかには共感を抱ける、と言うところもあると思うんです。
どちらに共感するかによって性格判断も出来ちゃったり(● ´艸`)
←アナ雪が代表例ですが
なんですが...
なんですが。
今回、どちらにも共感出来ず(´;д;`)
私の読書メモに、こう書いてあります。
「美月はわがまま。
自分は条件なんて関係なく恋で結ばれたいと言いながら、
条件のいい相手と結婚する友人に嫉妬したり。
友章の姉のことを初めから小姑扱いだし。」
と言うくらいなので、美月が嫌だったんでしょうね(笑
まぁ、不倫略奪出来婚(結果的に)なーんて、生理的に容認できるものではないよね。
しかもダブルヒロインのもう一人の主役、英利子に会った時に、
「朔也さんと結婚させてください」
と言う臆面もなさ...いやいやいや。
「私たち、愛し合っているんです」
って、いやいやいや。
なんて言うか、想像力が自分の方にしか働かない典型。
目の前の英利子も、自分と同じ感情を持った女であると言うことに気持ちが行かない。
男に愛されてると思ってる女は強いなぁ。
自分の方が勝ってると思ってるから言える言葉だよね。
って感じで、初めは彼女にすごーく嫌悪感を持っていたのですが...
でも、彼女はやっぱりかわいい人かも知れない。
不倫略奪はともかく、自分の置かれた場所で咲ける女性かも?
大好きで一緒になりたい人と幸せになれただけではなく、
その家族とも愛してやっていこうと思える女性は
やっぱり大事にしたくなりますよね^^
ただ不安なのは、朔也が強い気持ちで彼女と一緒になったか?
って言うとそうでもないよね、と言う部分...
彼は本当、逃げただけ。
誰とも向き合わずに、自分の都合のいい方に逃げただけ。
英利子が嫌になったのではないと言うことは、彼女に子作りの誘いをしていることでも分かる。
どっちにしようかな、で天秤にかけ、都合のいい方に行っただけだよね...
しかもけっこうさらっと離婚してるから、これは二回目もありそうw
子供もいて同居もしてるからないか?
少なくとも都合悪くなったら浮気はする気がする。
恵さん、朔也も友章も、魅力的な男性に書けませんでしたね...残念。
英利子の離婚後の順調さもなんか都合のいい感じだし、
結婚後の美月は幸せながら普通の人になっちゃった感じもあるし、
作者の肩入れは英利子の方にありそう。
「普通の主婦」より、「職業女性」に偏っちゃうのは自身のこともあって仕方ないのかも~。
うんと、面白くないわけではないけれど、
読んだ方がいいよ!と言う作品では、なかったかも(汗。
世の中、こんな都合よくいかないよ(笑。